根本から理解する

こんにちは。サイちゃんです。

テストに出る問題なんて、どうせ同じような問題しか出ないんだから、解き方を覚えてしまえば出来るでしょ?なんて考え方は、もちろん、アリです。
アリなんですが、これをしてしまうと、変化球の問題が出た時に解けません。

もちろん、変化球の問題なんて、1つのテストで何問も出るわけではないので、そこそこの、具体的に言うと、80~90点くらいは、取れます。
でも、それ以上の点を取りたいのならば、そういう考え方ではムリです。

芯から理解して、問題に取り組む習慣をつけなければ、取れません。

初歩的なことで言うと、速さの問題。
速さの求め方は?と質問すると、すぐに、下のようなテントウムシの絵を描き始めます。
khg
ハッキリ言って、これではお話になりません。

しょうがないので、「じゃぁ、速さって何?」と聞くと、「・・・・」となります。

これが、それなりに優秀な子でも、こうなるので、どうにもなりません。

学校で、こういうしょうもない授業をしているんだろうし、教科書や参考書にまでこんな絵が描いてあるんだから、どうしようもありません。

「速さっていうのは、1時間なら1時間、1分なら1分という決まった時間に、どれだけ進めるかを表したもの」と説明すると、少なくとも中学生くらいになってくると、すんなり理解します。
小難しく言うと、「単位時間あたりに進む長さ」となります。
これだけ理解しておくと、あんなテントウムシは必要ありません。

「2時間で10km進みました。速さは?」と問うと、まず、すんなり答えます。
「時速5kmで、3時間歩きました。何km進めますか?」も。
初歩的な問題ではありますが、中学生でも、これが、解けないんです。

なので、根本を理解することが大事です。
根本を理解したうえ、使いこなせるように練習して、数量感覚を体に叩き込むことが大切です。
これをサボると、点が取れないということですね。

ということで、根本を理解してから、問題演習に取り組んでくだサイ。


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