こんにちは。サイちゃんです。
「高校生が、環境問題のレポートを書かないといけない」と。
「何かいい資料はないか?」と続けます。
塾にある、そういった資料は古いからな・・・
でも、環境問題と言うのは、順々に変わっていくもの。
以前は、教科書に載っていたものも、最近は見かけなかったり。
例えば、消えた環境問題としては、
酸性雨
これは、排気ガスに含まれる硫黄酸化物や窒素ガスが雨に溶け込み、雨を酸性化させる問題。
排気ガスからこういった物質を取り除く装置が開発されたため、ほぼ解決したということに。
大気汚染
排気ガスによって空気が汚れる問題。
こちらも、酸性雨と同じく、ほぼ解決。光化学スモッグは、もはや文献資料。
水質汚濁
工場や家庭からの排水で水が汚れる話。
下水の完備で、ほぼ解決。
赤潮
工場や家庭の排水などで、海の水の有機物が増え、その有機物を餌とするプランクトンが爆増し、海が赤くなること。
こちらも、下水の完備で、ほぼ解決
オゾン層の破壊
オゾンがフロンを触媒に化学変化し、酸素に変わり、オゾン層が破壊される。
フロンを使わなくなったので、問題としては、これ以上対策することがないので、ほぼ解決。
こういった昔よく見た環境問題は、技術の発展とともに、教科書から消えました。
オゾン層は、まだ教科書に残ってるみたいだけど、載っていない教科書もあるよね。
それに対して、最近のトレンドは、
地球温暖化
二酸化炭素などの温室効果ガスによって、地球の気温が上がること。
ただ、科学者によっては、温暖化はしていないという人もいて、ややこしい環境問題。
でも、これが今のトレンド。怪しいよね。
そして、新しすぎて、教科書にまだ載っていないのは、
マイクロプラスチック問題
プラスチックが自然に分解されにくいため、いつまでも環境中に留まる問題
これは、問題視され始めたのが最近のため、まだ、教科書に載っていないようです。
ただ、これも対策はポイ捨てしないだけの話なので、教科書に載ることなく消えていくかも・・・
他にも、ダイオキシンとか、土壌汚染とか、消えていきました。
現れては消えていく環境問題。
年代別に教科書を並べてみると、面白いことがわかるかも。
何事においても、無駄遣いはせずに、環境にもお財布にも優しい生活を送ってくだサイ。
これが、一番の環境問題の対策です。