続・インフォームドコンセント

こんにちは。サイちゃんです。

なんで、インフォームドコンセントが必要なのか?
それは、病院が医者を、あるいは、医者が医者を守るためだと思います。

なんで、リスクの同意を得てから治療をする必要があるのか。
それは、後から揉めることを避けるためです。

病院(医者)としては、こんな可能性があります。こういうリスクがあります。ときちんと説明して、了承を得ておけば、後からイチャモンをつけられても、「あなた了承しましたよね?覚悟決めましたよね?」と言えます。

何事においてもそうなんだけれども、絶対はありません。数秒後の未来に何が起こるかなんて誰にもわかりません。
万が一でも、失敗するかもしれません。失敗しないにしても、何か不測の事態に陥るかもしれません。
でも、それは、しょうがないことです。
でも、それをしょうがないこととして、とらえてくれない人が、裁判を起こすわけです。

命にかかわる問題なので、それも分からなくもないですが・・・

と、そうなると、病院(医者)は、後から何を言われても良いように、全てのリスクを説明し、了承してもらうことになります。
上手に説明できる医者なら良いですが、口下手な医者ならば、上手く説明できないかもしれません。

劇中にあったように、無機質な説明になることもあるでしょう。
ハッキリとしたことを言えないので、患者を不安にさせることもあるでしょう。

でも、そうしないと、医者は自分を守ることができないのです。
医者にも生活がありますから。

患者が聞きたいのは、「大丈夫、私に任せてください」の一言なんです。
でも、そう言って、「そう言ったじゃないか」と、後から責め立てられるのは、困るわけです。
であれば、「上手くいくかわかりませんけど、やってみますか?」と聞くのが自分を守るために最適ということになります。

で、なんでこんなことを塾のブログで書くのかというと、たまたまドラマを見たというだけではなくね、つながっていくのです。
ということで、どう繋がるかは、また次回。
少々、お待ちくだサイ。


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