数学と統計

こんにちは。サイちゃんです。

昨年度の小学校から始まって、順番に学習指導要領が改定されています。
今年、中学校が改定されたので、来年は、いよいよ高校です。
高校が3年かけて改定していくことになりますが、これで、一通り終わりです。

そんな中、いよいよ高校の新指導要領と教科書に関する情報が出回るようになってきました。

数学の変化として挙げられるのは、統計分野の重視。
これは、小学校から高校までで一貫していえることです。

今まで、中学校で勉強していた代表値が小学校に、高校で選択分野だった箱ひげ図が中学校に下りてきており、義務教育の中だけでも、統計分野の強化が見られます。
もちろん、高校でも重要視しているようです。

そんな統計分野ですが、お馴染み、嘉悦大学教授の高橋洋一先生が、こんなことを言っています。

要約すると、
統計は大事だけど、あまり勉強している人がいないから、勉強しておくと役に立つ。
統計は、練習すれば、簡単にできるようになる。
といったところ。

小中学校で勉強する内容は、どちらかと言うと学問ではなく道具。
高校の内容になってくると、学問に近づいていく部分はあるけれど、それでも、道具の側面の方が大きいです。
生きていくうえで、あるいは仕事をするうえで、必要な技能や知識っていうのは、基本的に道具です。

買い物をするときは、お金の計算するだろうし、畑に肥料をやるときは、面積を計算するでしょう。
新しいことを始めるときは入門書を読むだろうし、機械を購入したら説明書がついてきます。
漢字が読めないと、言葉を知らないと、読めません。

あとは、程度の問題で、基本的には、次にやることのために勉強して、使いこなせるようになっておくということ。

そういう意味で言うと、今のトレンドは、統計学ということです。
コンピューターが発達したことによって、大量のデータを扱うことができるようになってきました。
でも、どんなデータを集めるのか、どう活用するかは、使う人のセンスです。

統計のデータを使いこなせるようになっておけば、出来ることが増えるということです。
と言うことで、数学大事です。ちゃんと勉強してくだサイ。


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