こんにちは。サイちゃんです。
「ここに真っ赤な真っ赤なリンゴがあります。どんな味がすると思いますか?」
とテストで問われたとき、なんと答えますか?
ここで、「リンゴの味」と答えても、正答になるはずがありません。そんなことを問うているのではありません。
模範解答は、「あまい」とか「おいしい」とかでしょう。
もちろん、「リンゴの味」でも間違いではありません。
でも、正解にはなりません。それが、出題者の意図です。
問題文は、そうした影のテーマを忖度して読み取らなければいけません。
ですが、読み取れない自分を棚に上げて、「これではダメなんですか?」とまくし立てて、論破しようとする人がいます。
少なくとも、入試では、その交渉はできません。
ですから、論破して正解にさせようとするのは、あまり意味がありません。
だからこそ、きちんと出題者の意図を読み取るというのは非常に大事です。
そのためには、問題演習をしっかり行うことが大事です。
と言うことで、問題演習をしっかり行って、出題者の意図が読み取れるようになってくだサイ。
ただし、定期テストであれば、交渉することに、「この問題は良くない」と先生に伝える意味もあるので、一定の意味があります。
ですから、もし、交渉するなら、問題が適切でないことを論点にすべきです。
定期テストは、本当に意味不明な問題が少なくないですから。