ダース

こんにちは。サイちゃんです。

今使っている小学生用の教材で、中学年くらいを中心に、ダースに関する問題が連発しています。

学校の教材や、教科書準拠教材には、あんまりでない問題です。

すると、「ダースって何?」って話になります。
最近は、あんまりダースって単位は使わないのかな?

ただ、良いものがあって、それは、チョコレート。

12個入りだから、ダースなんだよ。と解説できます。

で、なんで、こんな問題がたくさん出てくるんだろうと不思議に思っていました。
塾用教材なので、ワンランク高い問題が出るのは、当然なんだけど、何かの役に立つのだろうかと不思議に思っていました。

少なくとも、中学校までで、このダースが必要な展開は思いつきません。
ですが、このダースの感覚は、どうも高校化学で必要になってくるようです。

それは、molのお話。
高校化学で、つまずくところの1つに、molがあります。
塾長は専門でないのでよくわからないそうですが、高校の化学の先生が口をそろえて言うのは、
「文系に進んで生物になっても、molは使うから、ここだけはマスターしておけよ」という話。

少なくとも、化学では、基礎中の基礎で、必要不可欠なmolです。

このmolがなかなかストンと落ちないようです。
1つの原因に、数が多すぎるという話もあると思うけれど、
1番の原因はダースのような、変化球の数でワンセットという概念が、定着していないからだと感じます。

小中学生が、時計や時間で苦労する原因も、これだと思います。

だから、ダースに関係する問題をしっかり解いて、この感覚を肌で感じておくのは、大事です。

2Lのペットボトルは6本セットで半ダース、
500mlのペットボトルは24本セットで2ダースで売られていると考えることもできます。
実は、身近なんです。

で、面白いのは、時間も、ダースも、molも、ついでにペットボトルも、全部、6の倍数が基準になっているということ。

6の倍数には、注意してくだサイ。
そのためには、慣れるのが一番です。肌で感じて、慣れてくだサイ。


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