日別アーカイブ: 2020年10月15日

毎日

こんにちは。サイちゃんです。

とある読みものにこんなことが書いてありました。

学力をつけるためには、毎日、コツコツ勉強するに及ぶものはない。日々、学校で学んだことを復習し、明日、学ぶことの予習をする。誰でもわかっていることである。それが、1人ではできない。自宅ではやる気にならない。だから塾に通わせるわけである。
にも関わらず、毎日、塾に通って勉強している子は意外に少ない。また、毎日通塾を要求する塾もほとんどない。
なぜか。おそらく理由は3つ。
1.時間的余裕
中学生の場合、3時半まで授業を受けて、6時過ぎまで部活。家で学校の宿題を片付ける時間も・・・となれば、通塾は週2~3回が限界だろう。
2.経済的負担
週2~3回の通塾でも、2万円前後かかる。これが5~6回となれば、費用は倍増。負担に耐えられる保護者は激減。
3.保護者の送迎負担
週2~3回の送迎でも、家事や仕事に加えての送迎負担は大きい。毎日には無理がある。

だから、オンラインで・・・

(塾と教育10月号より一部要約の上抜粋)

という流れの記事なんだけれども、理想と現実のギャップというやつです。
ただ、ウチの塾は、この3つの理由のうち、1.8くらいは、解決済みです。

まず、2の経済的負担は、中学生の場合、定額制なので、そもそも関係ない。
1.の時間的余裕の家で学校の宿題を片付ける時間というのは、塾での宿題の取り組みを認めているので、物理的な時間の制約という部分ではクリア済み。

となると、大きいのは、3の送迎負担。
こればっかりは、どうにもなりません。
ここを気にしなくていいなら、毎日来るように要求しても良いのです。

だから、自分で来られるくらいの場所に住んでいる人に、通塾してもらいたいです。
自分で通塾すれば、3も解決です。
もちろん、どこに住んでいても大歓迎ですよ。

しかし、記事にはない4つ目の理由。
実は、これが最も重要かもしれません。
それは、子どもの精神的負担。
なかなか1~2年生に、毎日来て勉強しましょうと要求するのは、難しいです。

それを言い始められるのは、受験生になってから。
理解できている子は、部活の引退を境に来るようになりますが、理解できていない子は、そうなるのは、冬服になってから。
酷ければ、年を明けてから。

なので、1~2年生のうちから、先輩の姿を見て、ちょっとずつ理解していってもらえると、スムーズに受験生になれるのかな?なんて思います。

と言うことで、なぜ、塾に通うのか。
それは、「家で一人で勉強するのは難しいから」です。

ですから、可能な日はどんどん来て、活用してくだサイ。
自習室は、いつでも待っています。