節分

こんにちは。サイちゃんです。

今年は、明日が節分です。
例年、2月3日が節分で、節分が2月2日になるのは、実に百数十年ぶりだとか。

なんで、こんなことになるのか?と言う話ですが、今日は、そんな話を。

節分とは、季節を分ける日のことを指します。
当然、節分の翌日は、立春です。
暦の上では、この日から、春になります。

もちろん、季節の分かれ目は、「冬→春」以外にも、「春→夏」、「夏→秋」、「秋→冬」の計4回あります。
そうです。実は、あまり知られていませんが、節分は、年に4回あります。ですが、イベントが残っているのは、2月の「冬→春」だけなんです。

さて、その立春がどのように決まるかと言うことですが、これは、太陽の動きによって決まります。
立春は、冬至と春分のちょうど真ん中と決められています。
その前日が、節分となります。

ここで、地球の公転周期について考えます。
地球は、太陽の周りを1年をかけて1周します。
しかし、これが、正確に1年ではなく、1年とおよそ4分の1日で、1周するのです。
なので、4年に1度、うるう年があるんですね。

さて、仮に、1年がちょうど365日だったとしても、4つの季節で分けると、割り切れません。
この割り切れずに残った時間と、公転周期のずれだけ、毎年、太陽の動きがずれるわけです。

こうやって、春分、秋分、冬至、夏至の日付は、毎年変わります。
これらの日付が変わると、当然、その真ん中にあたる節分の日も、年によってずれるということですね。

なので、毎年変わるのが当たり前のはずなんですが、奇跡的に同じ春分と冬至のずれ方が、2月3日を中心とするようにずれたため、変わらなかったんですね。

そんな2月の節分ですが、百年が強調されていますが、実は、2月3日以外が節分になるのは、約30年ぶり。
それまでは、2月4日が節分になることがあったようです。
30年間も2月3日だと、節分は、2月3日というイメージが定着してしまいますよね。
これから80年ほどは、定期的に、2月2日が節分になる年があるそうです。

なので、今年が特別なわけではないんですね。

今日は、節分に関する豆知識でした。
参考にしてくだサイ。


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