夏を制する者は受験を制する

こんにちは。サイちゃんです。

今日から、本格的に3年生の夏期講習が始まります。

夏を制する者は、受験を制する」と言いますが、夏を制するとは、どういうことなのでしょうか?

去年、中3生向けに、夏期講習をやってみて、やって良かったという点は、
勉強にたいして、習慣がついたことと、拒否感が麻痺したことです。

勉強なんかしたくないという拒否感をもっているのが普通です。
でも、自分で決めて、とことんやると、その拒否感が、だんだん麻痺してきます。

やらされるのではなく、やるというのが大事です。
でも、自分でやろうとしても、適当にさぼってしまうものです。
ですから、適度にやらされるというのも大事です。
S-Labでは、ちょうど、そのバランスが良い感じにとれていると考えています。

「やる」とは言ったものの、「ここまでやるとは言ってない」と思うくらいが、ちょうどいいバランスです。

習慣がつくことも大事です。
毎日、休みなく塾に来て勉強することによって、だんだん、それが当たり前になっていきます。
それが当たり前になることが「習慣」です。

例えば、辞書をひくとか、調べるというのは、皆、嫌がるもの。
去年、かなり辞書をひかせたので、そこの抵抗感が麻痺してしまったことは、良かったです。
高校でも、辞書びきは必須なようで、そこは、良かったと、高校生からも感想が出ています。
無事、辞書をひくということが習慣化した証拠です。

さて、習慣化すれば、意識することなく、その行動をとれるようになります。
五郎丸選手で、一気に浸透した「ルーチン」です。

意識しなくてもできるようになれば、当然、そこに抵抗感が出るわけもなく、すんなり取り組めるようになります。
勉強しないと落ち着かなくなるところまで行けば、完璧です。もちろん、そこまでは求めないし、そうなるための指導もしませんけれど。

限界を超えるまで、とことんやってみるのがポイントです。
そうやって、リミッターを壊すことで、1つ成長できます。
体調を崩す直前まで、取り組む。

ここまで勉強に取り組める時期は、受験くらいしかありません。
短くても、あと3年、長ければ10年以上、まだ学校に通います。習慣をつけて、勉強に対する拒否感をなくすことが、今後(進学後)の学校生活をスムーズに過ごす近道です。

と言うことで、S-Lab的「夏を制する者は、受験を制する」とは、「比較的自由に時間を使える夏休みという期間に、勉強に対する抵抗感、拒否感を麻痺させ、2学期以降につなげること」だと考えます。
もちろん、勉強の中身も大事ですが、中身以上の何かを身に着ける大きなチャンスです。それが夏休みです。

この夏休みをものできるよう、頑張ってくだサイ。


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