総理が辞めない(3)

こんにちは。サイちゃんです。

石破総理が辞めません。
今やっているのは内輪もめなので、静観しておきましょうと書きましたが、
その内輪もめ、今日の自民党の会議で出た意見のうち7~8割が、石破首相の辞任を求めるものだったとか。
それでも、辞めないそうです。
鋼のメンタルです。

さて、そんな石破総理を辞めさせる方法は、昨日も書いた通り、衆議院で内閣不信任案を決議することです。
では、もし、可決されたらどうなるか確認しておきましょう。
これは、テストによく出るのできちんと押さえておいてくだサイ。

内閣不信任案が衆議院に提出され、過半数の賛同をもって可決された場合、
総理大臣は、10日以内に、内閣を総辞職するか、衆議院を解散させるかのどちらかを選ばなくてはいけません。
衆議院が解散した場合、総理大臣は自動的に、1度、失職するので、自分だけ辞めるか、衆議院の国会議員全員を巻き込んで辞めるかのどちらかになるということ。

総理大臣を辞職に追い込むのですから、追い込む方も、それなりの覚悟を持って行動せよということです。
このため、解散できない参議院では、内閣不信任案を提出することができないということになります。

もし、提出され、可決された場合、そのまま石破総理が辞めれば、今の国会で改めて、新しい総理大臣を選ぶことになります。この時は、参議院の議員も参加することになりますが、衆議院の優越がありますから、実質、衆議院で決められた人が総理になります。

しかし、石破総理が辞めない場合、衆議院は解散し、もう1度、選挙をすることになります。選挙して、新しい衆議院議員を選び、新しい議員で新しい総理を選ぶことになります。
石破総理が国民に支持されているなら、不信任案に賛同した議員は落選し、石破総理を推す国会議員が当選するはずであるということです。
そうやって、不信任案決議が妥当かどうかを、総理大臣は国民に問うことができるということです。

上手くできてる制度のように見えますが、どうですか?


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