目標設定

こんにちは。サイちゃんです。

入試が終わって・・・シリーズの志望校設定の続きです。

ウチの塾に来る子たちは、そこまでバカではないので、自分のことは、しっかりわかっています。
どのくらい頑張れば、どのくらいの点が出て、どのくらいの点を取れば、○○高校に受かるだろう・・・と。
ちょっと、そこのお父さん・お母さん、「いやいや、うちの子はわかってない」と思うかもしれません。ですが、心配いりません。多分、わかっています。

一方で、塾としても、体験で1時間くらい一緒に過ごせば、どのくらいできて、どのくらいまで上がるだろうというのも何となくわかります。
まぁ、良い意味でも悪い意味でも外すことも少なくないですが、受験に向けて、一緒に頑張っていくうちに修正すれば済む程度の話です。

お互い、何となくわかっていて、未来予想図を描きながら、勉強がスタートするわけです。
そして、その未来予想図は、途中で挫けなければ、実績的に言えば、100%実現する未来予想図です。

あとは、目標に向けて、どこまで喰らいついてくるかという話になります。

では、目標をどこに持っていくかという話。
まず、○○高校に合格するという目標が出ることでしょう。
で、この目標を達成するために、指導方針を決めるわけですが、
「合格する」っていう目標を立てると、それは、滑り込めればOKと言うことになります。
野球で言うと、「ヒットでなくても、エラーでも、バントでも、出塁できれば何でも良いですよ」ということです。

なので、もうちょっと細かく目標を立てることになります。
大まかに言うと、例えば、次のような目標が上げれるでしょうか?

  1. 主席合格する
  2. 選抜クラスに入れるようにする
  3. 余裕をもって合格する
  4. とりあえず合格する

ほとんどの子どもたちは、勉強が嫌いです。ですから、省エネで行こうと企みます。
すると、必然的に、目標4になります。

ちょっと心配性な子やまじめな子は、目標3に設定します。
目標1に設定するなら、普通は学校のランクを1つ上げるでしょうし、
目標2を設定して、さらにその先の現実を見ている子は、滅多にいません。
目標2の話は、機会を改めて、じっくり書きたいです。
ということで、必然的に目標3か、目標4になってしまいます。

しかし、目標3ならともかく、目標4に設定してしまうと、周りは、ドキドキです。
最初に書いたように、本人は、どのくらいの勉強で、何点くらい取れて、まぁ、受かるだろうなんて考えて行動していますから、
傍から見ると、余裕ブッこいているように見えて、余計にドキドキです。

子どもたちも、そんな周りの大人の気持ちなんか、気にしていません。
省エネで勉強することしか考えていません。
まぁ、そうなってくると、何を言っても無駄です。自信があるわけですから。

しかし、ときどき、計算外のことがおこり、とんでもない点を取ってしまうことがあります。
そんな時は、ちゃんと慌てているので、大丈夫です。

塾としては、そういうのを全部把握しているし、情報も持っているし、だいたい、様子見ながら調整しているので、そんなにドキドキはしてないんですね。上手く調整が効かない時は、早めに声をかけて、面談等もしています。ですから、まず、何とかなります。

ふぅ、長くなってきたので、このくらいで。続きは次回以降で。
また、読んでくだサイ。


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