こんにちは。サイちゃんです。
今回は、入試が終わって・・・シリーズの番外編です。
ちょっと古い動画ですが、内閣官房参与で嘉悦大学教授の高橋洋一先生が、こんなことを言っています。
テーマは、学生起業やビジネスについてなんですが、その中で、高橋先生が行った塾のビジネスモデルが紹介されています。
高橋先生が、学生の頃の話なので、40年以上前の話です。しかし、全然、色あせている気がしません。
塾やっていて、1度は考えるビジネスモデルだと思います。
コメント欄には、「目からうろこ」とか、書かれていますが、この手の話が、目からうろこだから、騙されるんだろうな・・・
と言うことで、今回は、そんな話。
この動画を、経営者として見れば、夢のある良い話ですが、経営者でもないのに、経営者目線でこの話を聞いては駄目なんです。
では、どんな目線で見れば良いのか?そんなのは簡単で、消費者として見るべきです。
特に、今、このブログを読んでくれているあなたは、塾の消費者ですよね?そうであって欲しい・・・
その目線で見ると、「あれ?」「えっ?!」「嘘でしょ?」が連発します。
一番の「噓でしょ?」は、「生徒がお札に見えちゃう」だと思います。
自分あるいは、我が子を「お札」としか見ていない塾が、良い塾なのかと。
これに関して、100%同意して、「良い塾です」と言う人は、いないと思います。
もちろん、それくらい我慢できる、目をつぶれる、メリットの方が大きいという考えは方は、アリです。
そう思うのであれば、アリな塾です。
こういう話は、塾だけに当てはまるわけではなく、どんなビジネスにおいても言えることです。ですから、今からサービスを受けようかと思う店の、ビジネスモデルを把握して、自分にとってメリットがあるのかということを考える必要があります。
高橋先生自身も言っていますが、高橋先生の指導によって、東大に行けるようになるわけではなく、そもそも、東大に行ける実力がある人を探して、指導しているんです。
そして、高橋先生のお眼鏡にかなわなければ、違うクラスに振り分けられ、高橋先生の指導は受けられません。
そんな塾が、一部例外の人を除いて、良い塾であるはずがないんです。
でも、消費者が、皆にとって、良い塾だと錯覚してしまうわけです。
だから、ウハウハ儲かるわけです。
素晴らしきビジネスモデル。
そういえば、以前、塾長がコラムにこれに近い話を書いていました。
そちらも参考にして、だまされないようにしてくだサイ。
あからさまな塾は減りましたが、塾がビジネスである以上、多かれ少なかれです。