日別アーカイブ: 2020年3月6日

消毒

こんにちは。サイちゃんです。

コロナウイルスには、アルコール消毒が有効ということですが、そのアルコール消毒液が品薄とのこと。
机やドアノブの消毒は、新型コロナウイルスに有効的とのことですが、品薄なのであれば、消毒できません。

そんなときは、塩素系漂白剤の出番です。
 
キッチンハイターやブリーチは、次亜塩素酸ナトリウムという物質が主成分です。(もちろん、水が主成分ですが)
この次亜塩素酸ナトリウムには、漂白・殺菌作用があります。
この殺菌作用に目を着ければ良いわけです。

調べてみたところ、一般的漂白剤の原液の濃度は5%程度だそうです。
消毒に使う場合は、0.1%程度で良いそうなので、50倍に薄めると良いそうです。

500mlのペットボトルに、10mlの漂白剤を入れて、水を入れたら完成です。
ペットボトルにつけると霧吹きになるヘッドがあれば、言うことないです。

ちなみに、ペットボトルのふたは5mlとのことなので、ペットボトルのふたに2杯量りとり、水を入れると良いということになります。

次亜塩素酸は、アルコールでは対処できない嘔吐下痢等のウイルスにも有効とのことなので、コロナ以外の対策もできます。

ただ、塩素系漂白剤は、お肌には良くないので、手の消毒には使わない方が良いのと、
金属を腐食させる場合があるそうなので、金属製のものの消毒に使う時は、消毒後によく拭き取った方が良いこと、
漂白剤なので、物によっては漂白されて、色が抜ける場合があること
アルコールと違って、有毒ガスが発生する場合があるので、よく換気をすること
など、扱いには、少々注意した方が良いです。

とは言っても、基本的には、次亜塩素酸ナトリウムは、プールの消毒や水道水の消毒にも使われているし、食品添加物にもなっているので、そんなに気にしなくても大丈夫です。

ということで、アルコール消毒液が購入困難な場合は、手持ちにある塩素系漂白剤を使って部屋を消毒してくだサイ。

ところで、アルコール消毒液が無く、エタノールがあった場合、こちらを代用する場合もあるかもしれません。
こちらも、原液で消毒するよりも、少々希釈した方が良いのですが、体積比で濃度76%程度にするのが、一番消毒効果があるそうです。
薄めず、原液で消毒した方が効果がありそうですが、そんなことは無いそうなので、気をつけてくだサイ。