カテゴリー別アーカイブ: 日常

将来の夢

こんにちは。サイちゃんです。

入試が終わって・・・シリーズの目標2の続きです。

目標設定には、色々ありますが、将来の夢を持つことが手っ取り早いです。
そうすると、その夢に向けて逆算できるようになるので、中間目標を設定することも容易になります。

しかし、子どもたちに、そんな将来のビジョンを持てというのも、酷な話。

と言うのも、知らない世界を夢見ることは難しいからです。

就学前の子どもに、「大きくなったら何になりたい?」聞くと、「ウルトラマン」とか「仮面ライダー」、「プリキュア」なんて答えるかもしれません。
もうちょっとまともな話をすると、「お菓子屋さん」とか「サッカー選手」なんて答えるんでしょうかね?
あるいは、「幼稚園の先生」、「ピアノの先生」なんて答えるかも。

何が言いたいかと言うと、結局、こういうのって、自分の知っているモノから選ぶことしかできないんです。
自分の知っている職業、世界の中から、ビビッとくるものを、その場のノリで答えているわけです。

ですから、「博士になりたい」と答える子どもはいると思いますが、「大学教授になりたい」と答える子はいないと思います。
大人にとっては、博士と大学教授は、ニアリーイコールですよね?
それは、博士は、名探偵コナンにも、ゴレンジャーにも出てきますが、大学教授は出てこないからです。
大学教授という職業を知らないから、答えることが出来ないのだと思います。

これは、小学生になっても、中学生になっても一緒です。

ですから、逆に言うと、夢が見つからないというのは、ビビッとときめくモノに出会えてないということだと思います。
そういう状態で、夢を持て、目標を持てと言われても、正直、困ります。

やりたいこと、好きなことを、そのまま職業につなげるすべが、見つけられずにいることもあります。
子どもたちも、悩み、苦しんでいるのかもしれません。

でも、夢がないこと、目標がないことがダメなわけではありません。
あくまでも、夢がある人、目標がある人が強いというだけです。
そして、夢や目標を持てる人は、ビビッと来るものに、早々に出会うことができた幸運の持ち主とも言えるのではないでしょうか?

長くなりそうなので、今日はこの辺で。続きは、次回以降に。少々、お待ちくだサイ。

目標2

こんにちは。サイちゃんです。

入試が終わって・・・シリーズの目標設定の続きです。

入試において、志望校が決まった後、目標を立てるとすると、大まかに、次のような4つの目標が立てられます。

  1. 主席合格する
  2. 選抜クラスに入れるようにする
  3. 余裕をもって合格する
  4. とりあえず合格する

今回は、この目標2に関するお話です。

入試に挑む際、主席合格できれば、入学式で挨拶ができます。
上位40位程度に入れば、選抜クラスに入ることになります。

残りの人は、ただの合格。それ以上でも、それ以下でもありません。
ギリギリで合格しても、余裕をもって合格しても、合格は合格で、順位が公表されることもありません。

と言うことは、あとは、本人の気持ち次第ということになります。

その中で、具体的な目標として、「選抜クラスに入れるようにする」という目標を立てれる子がどのくらいいるのかという話。

そもそも論として、この選抜クラスに入りたいという動機にどのようなものがあるかというと、
まぁ、大学に行きたいくらいじゃないのかな?

もちろん、他の動機がある人もたくさんいると思いますが、ほとんどの人は、そんな感じでないでしょうか?

で、中学生の時、そんな先のことを考えて行動できる子が、何割くらいいるのかというと、
感覚的な部分はあるけれど、まぁ、1~2割程度ではないのかな?もっと少ないかもしれません。

そもそも、大学という得体のしれないものに、どこまでの興味を持っているのかというと、まずは、そこから疑問です。
子どもたちは、基本、勉強が嫌いなので、どうすれば、今を楽に過ごせるのかということしか考えていません。

当然、そういった未知の世界に向けて、頑張ろうなんて、そんなことを考える子もほとんどいません。

そういう子どもたちに、何を言っても無駄です。
イメージできないものを説明されても、具体的に想像なんてできるわけがないです。

だからこそ、「なんでそこまでやらなきゃいけないの?」と思ってしまい、それが解決するまでは、そこそこの努力しかできないんです。

子どもたちに限らず、人間、必ず、楽な方、楽な方に逃げてしまいます。
だからこそ、ストイックに自分を追い込める人間は、強いんです。

だからこそ、明確な目標を持てる人は、強いんです。

でも、「目標を持て」と言われて、設定する目標は、目標としては弱いです。
だからこそ、進路という重大局面においても、省エネでやり過ごそうとしてしまいます。

まぁ、人間そういうものだと割り切って、子どもたちに接しないと、思春期の子ども達には、何を言っても無駄です。

と言うことで、長くなりそうなので、続きは次回以降で。
少々、お待ちくだサイ。

目標設定

こんにちは。サイちゃんです。

入試が終わって・・・シリーズの志望校設定の続きです。

ウチの塾に来る子たちは、そこまでバカではないので、自分のことは、しっかりわかっています。
どのくらい頑張れば、どのくらいの点が出て、どのくらいの点を取れば、○○高校に受かるだろう・・・と。
ちょっと、そこのお父さん・お母さん、「いやいや、うちの子はわかってない」と思うかもしれません。ですが、心配いりません。多分、わかっています。

一方で、塾としても、体験で1時間くらい一緒に過ごせば、どのくらいできて、どのくらいまで上がるだろうというのも何となくわかります。
まぁ、良い意味でも悪い意味でも外すことも少なくないですが、受験に向けて、一緒に頑張っていくうちに修正すれば済む程度の話です。

お互い、何となくわかっていて、未来予想図を描きながら、勉強がスタートするわけです。
そして、その未来予想図は、途中で挫けなければ、実績的に言えば、100%実現する未来予想図です。

あとは、目標に向けて、どこまで喰らいついてくるかという話になります。

では、目標をどこに持っていくかという話。
まず、○○高校に合格するという目標が出ることでしょう。
で、この目標を達成するために、指導方針を決めるわけですが、
「合格する」っていう目標を立てると、それは、滑り込めればOKと言うことになります。
野球で言うと、「ヒットでなくても、エラーでも、バントでも、出塁できれば何でも良いですよ」ということです。

なので、もうちょっと細かく目標を立てることになります。
大まかに言うと、例えば、次のような目標が上げれるでしょうか?

  1. 主席合格する
  2. 選抜クラスに入れるようにする
  3. 余裕をもって合格する
  4. とりあえず合格する

ほとんどの子どもたちは、勉強が嫌いです。ですから、省エネで行こうと企みます。
すると、必然的に、目標4になります。

ちょっと心配性な子やまじめな子は、目標3に設定します。
目標1に設定するなら、普通は学校のランクを1つ上げるでしょうし、
目標2を設定して、さらにその先の現実を見ている子は、滅多にいません。
目標2の話は、機会を改めて、じっくり書きたいです。
ということで、必然的に目標3か、目標4になってしまいます。

しかし、目標3ならともかく、目標4に設定してしまうと、周りは、ドキドキです。
最初に書いたように、本人は、どのくらいの勉強で、何点くらい取れて、まぁ、受かるだろうなんて考えて行動していますから、
傍から見ると、余裕ブッこいているように見えて、余計にドキドキです。

子どもたちも、そんな周りの大人の気持ちなんか、気にしていません。
省エネで勉強することしか考えていません。
まぁ、そうなってくると、何を言っても無駄です。自信があるわけですから。

しかし、ときどき、計算外のことがおこり、とんでもない点を取ってしまうことがあります。
そんな時は、ちゃんと慌てているので、大丈夫です。

塾としては、そういうのを全部把握しているし、情報も持っているし、だいたい、様子見ながら調整しているので、そんなにドキドキはしてないんですね。上手く調整が効かない時は、早めに声をかけて、面談等もしています。ですから、まず、何とかなります。

ふぅ、長くなってきたので、このくらいで。続きは次回以降で。
また、読んでくだサイ。

志望校設定

こんにちは。サイちゃんです。

入試が終わって・・・シリーズの進路ってのは・・・の続きです。

ウチの塾の話をすると、実績としては、
点が足らなくて、第一志望に落ちたというケースはありません。
最後の最後に、点が足らなくて、涙を呑みながら、志望校を下げたというケースもありません。

ほとんどの子は、1~2年のときに漠然と考えた志望校に行けるように頑張って、無事、合格しています。
じゃぁ、残りの少数の子はどうなったのかというと、
無理矢理まとめると、行けたら嬉しいのにな程度の気持ちで、志望校を設定して、早々にあきらめるというケースです。
これには、ちょっとでも上のレベルを目指すべきとの考えで、塾長にそそのかされた子も含みます。

そもそも、そんなに行きたいわけではないので、最後まで頑張れないんですね。

矢田なんかが、すごく良い例です。
とりあえず、塾としては、矢田の受験を勧めています。
お願いして、全員受けてもらった年もありました。
勧めると、ほとんどの子は受けてくれるのですが、まぁ、行きたいわけではありません。
滑り止めにするつもりも本人には無いんですね。

すると、そこを目標に頑張ることはありません。
まぁ、ある意味、無理ですよね。
西・北志望であれば、矢田で落ちるとやばいので、必死になりますが、
南・工業志望であれば、そこを目標にする意味が見いだせないようです。

そこを何とかその気にさせるのが、塾の仕事だろ?と言われれば、その通りなんですが、なかなか上手くいきません。
この点に関しては、塾長ともども、平謝りです。

それはともかくとして、そもそも頑張れないので、点が伸び悩み、残念な結果が待っているというわけです。
まぁ、県立入試に照準を絞っていると、ギリギリの子たちは、矢田の入試は早すぎて間に合わないというのもありますが。

長くなりそうなので、今日はこの辺で。続きは次回以降で。
ご期待くだサイ。

進路ってのは・・・

こんにちは。サイちゃんです。

入試が終わって・・・の続きです。

そもそも、進路ってのは、自分の進路であって、人から強要されるものではありません。
なので、最終的に決めるのは、本人以外の何者でもありません。

そこに、他人(家族含む)が割って入っても、良いことは、あまりありません。
しかし、人生の先輩として、何かしらの意見があって、その通りにして欲しいってのは言い過ぎでも、何らかの形できちんと伝えたいし、そのことについて、ちゃんと考えて欲しいっていうのは、塾としてもあります。
当然、ご両親ともなると、この思いは、もっと強いと思います。

だからこそ、しっかり話し合うことが大切なんですが、そういう話は、たぶん、3年生の夏以降です。
夏以降にならないと、なかなか話すたって・・・みたいなところがあります。

しかし、それまでの1~2年生の過ごし方に、大きなポイントが隠れているのは、間違いないです。

これは、単純に、生活面でもそうだし、成績面でもそうです。
でも、そんなありきたりな話ではなく、ウチの塾の話をします。

なんか、長くなりそうです。続きは、次回以降にします。
ご期待くだサイ。本当に期待できる?

春分

こんにちは。サイちゃんです。

しれっと終わってしまった春分、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今年は、土曜日が春分と言うことで、すっかり忘れていました。

入試が終わったちょうどこの時期が春分で、入試によく出る重要語句が、気が付けば終わっているという、なんとももったいない毎年を送っています。

春分・秋分と言えばお彼岸。
お墓参りに行って、おはぎを食べる。
これ、重要です。

そういうことの積み重ねが、春分を意識させ、実際に、授業で出てきた時に、印象に残りやすくなります。

と言うことで、まだ、お彼岸は半分残っていますので、まだの人は、ぜひ、行動してくだサイ。

入試が終わって・・・

こんにちは。サイちゃんです。

今年度の入試が完全に終わって、思うこと。

それは、どの段階で投げだすかということ。
投げた瞬間に、基本的に試合終了で、最後まで粘れば、活路は見いだせるという感じ。

今年も、途中で塾を辞めてしまった人の進学先の追跡調査をしていますが、どうも、今年も全員、塾に来ていたころの志望校よりも、1ランク、ないし、2ランク下がっているようです。

それは、ある程度そうなるはずで、
どんな理由があるにせよ、塾を途中で投げ出す人が、もっと辛い受験勉強を、投げ出さずに最後までやり遂げることができるかと言う話です。
「まぁ、無理でしょう」というのが、一般的な回答になるのではないかと思います。

実際、塾長が、そそのかして、ちょっと高めの志望校を設定させると、
やっぱり、そんなにその気がないのか、途中で、投げてしまいます。
投げてしまうと、そこからの得点アップは、残念ながら見込めません。

まぁ、無理ですよね。
この場合は、そもそも論として、元々、その気はなかったのですから、それで良いのかもしれませんが。

また、「○○高校に行きたいので、塾変わります」なんて言って、塾を辞める人は、残念ながら、まず、その高校には行けません。
塾を変えるという選択肢が、すでに、ある意味で逃げなので、当然と言えば、当然です。

長くなるので、続きは、次回以降に。
とりあえず、参考にしてくだサイ。

発表

こんにちは。サイちゃんです。

昨日は、合格発表。
無事、全員合格しました。

皆さん、おめでとうございます。
とは言っても、今年は、定員割ればかりなので、心配な子はいなかったです。

ところで、結果を見ていたら、市内として見れば、かなり落ちています。
しかも、俗に言う偏差値の低い学校ばかりです。

これが何を意味しているのかを考察しておくべきです。

注目すべき点は、工業の情報技術は誰も落ちていないということ。
他が割れまくっているので、転科合格も考えにくいです。
たまたま、良い子がそろっていたんでしょうか?それも、考えにくいですよね。

ということで、ウチの塾生には、心配する必要のない結論が待っていると思いますが、
一般の方で見てくださっている方は、ちょっと考えた方が良い方もいるかもしれません。

入試の結果は、県教委のHPで確認してくだサイ。

汚い

こんにちは。サイちゃんです。

塾長が、久しぶりに、玄関のボクに注目してくれました。
手に取った塾長は、「汚ねぇなぁ」と。

パンパンとはたかれました。

ずっと、放置していると、ボクも汚れてしまいます。
ちょっとは、気にしてくだサイ。

となりの森

こんにちは。サイちゃんです。

昨日、となりの森に動きがありました。
辺り一面に機械音が鳴り響き、業者が来て、なにやらやっていました。

ついに、処分する気になったのかな?
隣がスッキリすると、良いんだけどなぁ・・・

ところで、業者さんが、勝手にウチの駐車場に車を停めていました。
それは、全然、構わないのだけれど、なぜか、入り口に停めています。

ウチは、駐車場が広いので、勝手に車を停める人が少なくないのですが、なぜか、入り口付近に停めたがります。
停めること自体は、全然かまわないのだけれど、入り口付近に停めて、車を離れるのは止めてくだサイ。
入り口付近に停められると、入り口が狭くなります。道が狭い分、入り口が狭くなるのは、よろしくありません。

しかも、時々、ど真ん中に停めて、完全に入り口をふさぐ人もいて・・・

停めるのは、全然かまわないので、奥の隅から停めてくだサイ。奥の隅なら、邪魔にならないので。