カテゴリー別アーカイブ: 日常

Yモバイルのビジネスモデル

こんにちは。サイちゃんです。

入試が終わって・・・シリーズ番外編、ビジネスモデルの続きです。

嘉悦大学教授の高橋洋一先生の話をしていると、塾長がこんな話を始めました。

Yモバイルの出始めのころ、ショッピングセンターを歩いていた塾長が、Yモバイルの営業を受けたそうです。

スマホの月額料金ががまだまだ高く月5000円からだったころ、Yモバイルの月3千円代は、かなり衝撃的な金額でした。
そういうわけなので、どうですか?という営業です。

そこで考えるのは、安いということは、何か、裏があるよね?という話です。
塾長は、「どうして、こんなに安くなるんですか?」と聞いたそうです。

すると、Yモバイルの営業さんは、「親会社がソフトバンクで、ソフトバンクと言えば、Yahooですよね?Yモバイルは、インターネットをするブラウザのトップページをYahooにさせてもらって、Yahooのアクセス数を増やすし、広告収入で補填を行っています」とのことでした。

塾長は、悪くないビジネスモデルだなと思ったそうですが、すかさず、次の質問。
「では、トップページを変えることができないんですか?」と。

営業さんは、「変えることはできます」との返答。

あれ?と思った塾長は、その気もないので、その場を立ち去ったそうです。

営業さんが、全てを把握しているわけではないですし、手の内をすべて見せるとも思えません。
実際のビジネスモデルが、広告収入をメインにとらえて料金設定をしているのかもわかりません。

とりあえず、この話は、得体が知れないと塾長は、判断したそうです。

この話で言いたいのは、そのサービスのビジネスモデルが、自分の求めているものと合致しているのかということ。
合致していなければ、無駄な金を払うだけのことになります。

でも、金を無駄にするくらいなら、まだ良いです。

これが、塾となると、また話は変わってきます。
だからこそ、合った塾を利用してもらいたいと心から思います。

ところで、高橋洋一先生つながりで、もう1つ紹介してみます。

日本の銀行のビジネスモデルを逆手にとって、振込手数料を安く済ませようというお話です。

ビジネスモデルを把握して、上手に利用することは大事です。
参考にしてくだサイ。

中学生に勉強させる一番簡単な方法

こんにちは。サイちゃんです。

入試が終わって・・・シリーズのライジングインパクトの続きです。

夢に出会えるかは、ある意味、時の運です。
ですから、夢がないことがダメなのではなく、夢を持っている人がラッキーなだけです。

そうなると、どうすれば・・・という話になると思います。
中学生に勉強させる手っ取り早い方法は、高校に行きたいと思わせることです。

高校に行きたいという動機は、経験的には、かなり勉強意欲に対して有効です。

では、どうやって高校に行きたいと、早い段階で思わせるのか?

これが、かなり難しい。

1つの理想系は、将来の夢から逆算すること。
例えば、弁護士になりたいと考えた場合、弁護士になるためには、司法試験に合格しなければいけない。司法試験に合格するには、有名大学の法学部に入るのが良い。そのためには、偏差値の高い普通科に入学すべきである。という具合に、逆算していくと、志望校は、簡単に決まります。
このように考えることができる子は、つらい勉強にもきちんと向き合うことができるので、強いです。

しかし、上述の通り、将来が見えている子どもたちは多くはありません。
ですから、当然、そこからに逆算による動機づけは難しいです。

となると、○○高校自体を魅力的に感じさせることができるか?と言うことです。
これは、高校自身に頑張ってもらうしかありません。
魅力ある学校づくりを実践してもらい、しっかり広報してもらうしかありません。
魅力ある学校は、人気が出て、必然的に偏差値が上がります。
高校自体に、頑張ってもらいたいところ。

しかし、高校に丸投げするのもダメです。
保護者や塾としてできることは、もちろん、その高校に魅力があるのが前提になりますが、その高校の魅力を説くことです。
「高校は楽しいよ」、「○○高校は魅力的だよ」と子どもたちに言い聞かせ、○○高校に行きたいなと思わせることは大事だと思います。

そして、あまり使いたくないけれど、最も効果的なのは、ネガティブキャンペーンです。
人間、後ろに逃げ場がないときが、一番、力を発揮します。
「△△高校だけは、絶対に嫌だ」と思えば、その1つ上のランクの高校に行けるように、頑張ります。
残念ながら、経験的には、このパターンが一番、頑張ります。

あまりやりたくはないですが、△△高校のダメなところを説く、あるいは、「あんな高校に行ってしまうと、こんな不幸が待っている」と説く。
本当に、やりたくないですけれど。でも、1番効果的です。

あるいは、「△△高校は、あり得ないから」とか、もっと言えば、「△△高校に行くなら、お金出さないから」と言い放っても、良いかもしれません。

と言うことで、中学生に勉強させる一番簡単な方法でした。
まだまだ続くかもしれません。期待せずに、待っていてくだサイ。

思い込み

こんにちは。サイちゃんです。

県模試の見直しをしていた2年生。

とんでも質問をしてきました。
平面図形の裏に、もう1つ違う形をした三角形があると言うのです。
平面図形の向こう側に三角形があるとか意味不明すぎて、塾長も困惑。

で、よくよく話を聞いていると、どうも、何を思ったのか、空間図形と勘違いしていたそう。

確かに、何も考えずに、図だけを見ると、三角錐に見えなくもないです。

でも、問題文に、四角形と書いているので、空間図形ではなく、平面図形であることは明らか。

人間どうしても、1度、先入観を持つと、その先入観に引っ張られてしまい、普通なら、あり得ない勘違いをしてしまうことがあります。
テストにおいては、この先入観が、致命傷になることが少なくありません。

特に、これからのテストは、よく読んでよく考える問題が増えてきます。
そして、様々な角度から、情報を整理する能力が問われます。

先入観を捨て、見直すという訓練が必要になってくるのではないでしょうか?
先入観に引っ張られないように、真っ白な気持ちで、問題と向き合ってくだサイ。

ただ、難しいのは、その先入観によって、解けてしまうことも少なくないんですよね・・・
まぁ、こんなのは、実力でも何でもないのですが、入試においては、それも同じ1点。

県模試

こんにちは。サイちゃんです。

新中2生の県模試の結果が返ってきました。
昨日、本人に返却しましたので、ご確認くだサイ。

全体的な結果としては、まぁまぁ上出来といった感じ。

全体としては、そんな感じなのですが、
なんと!総合と国語、理科の成績上位者名簿に、名前が載っていました。
過去に、社会で何人か上位者名簿に名前が載ったことがありましたが、理数科目や、総合で名前が載るのは初めてです。
すごいことです。

ただ、今回は、受験者数が少ないため、上位者名簿に名前が載っても、手放しで喜んで良いのかは疑問の余地はあります。
まぁ、点数的に、今回の結果には、全然、納得できなかったようなので、次は、納得できる点数が取れるように、しっかり取り組んでくだサイ。

こんにちは。サイちゃんです。

今日から4月。新年度。プリントの学年表示も、今日から変わります。

ところで、今年も、駐車場の奥で、スズランがきれいに咲いてます。
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その奥には、こっそり、チューリップも咲いています。
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春が来たって感じです。
塾に来たときは、駐車場奥のスズランにも注目してくだサイ。

こんにちは。サイちゃんです。

数学の問題に、よく碁石が出てきます。
碁石を並べて、その規則性を見つけ出すという問題です。

でも、解くにあたり、ここで1つ問題が出るようです。

「碁石って何?」

もちろん、碁石が何かはわからなくても、問題は解けます。
でも、気になるようです。

それにしても、最近の中学生は、碁石がわからないらしいです。
碁もわからないようです。

昔は、どこの家に行っても、碁盤と碁石はありましたが、今となっては、ある家の方が少ないんでしょうね。

どこかで見つけた時は、ぜひ、見て触ってみてくだサイ。

スパムがうざい

こんにちは。サイちゃんです。

最近、スパムコメントがウザいです。

本当、いい加減にして欲しいです。
組織的に、何かをやっている感じが、ハンパないです。

多分、見てないと思うけど、全部、公開せずに、消しているので、いくら書き込んでも無駄です。

ところで、スパムコメントがつく記事の共通点を見つけました。
自分で、リンクを作った記事です。

今だと、入試が終わって・・・の記事に、毎回リンクを張っているので、この記事に、スパムが集中しています。

もし、スパムに困っている人がいたら、リンクを消せば、収まるんじゃないのかな?
参考にしてくだサイ。

ライジングインパクト

こんにちは。サイちゃんです。

入試が終わって・・・シリーズの将来の夢の続きです。
将来の夢と言えば、こんな興味深いマンガがあります。

かなり古いマンガですが、「ライジングインパクト」というものです。

プロローグのあらすじを紹介します。

主人公は、プロ野球選手になることを夢見て、日々邁進していました。
しかし、ひょんなことから、プロゴルファーと出会い、ゴルフに興味を持つようになります。

突然、「プロゴルファーになる」と言い始めた主人公に対して、
じいちゃんに、「お前は、プロ野球選手になるんじゃなかったのか?その夢はどうしたんだ!?」と叱責されます。

しかし、主人公は、こう答えました。
「ボクは、プロ野球選手になりたいわけではない。世界一の飛ばし屋になりたいんだ!

飛ばし屋ってなんだ?と思いますが、主人公が言うには、ボールを遠くに飛ばす人のことのようです。

主人公曰く、今まで、ボールを一番遠くに飛ばすことができる競技は、野球だと思っていたそうです。ですから、野球を極めれば、世界一、遠くにボールを飛ばす人間になれると思っていたそうです。
しかし、ゴルフと出会ったことで、野球よりも、もっと遠くにボールを飛ばす競技を知ってしまいました。

その瞬間、世界一の飛ばし屋になるためには、野球ではなく、ゴルフをするべきだと考えたということらしいです。

夢や目標は、出会いによって大きく変わります。
そして、このように、根本は変わらなくても、その手段が大きく変わることもあるのです。

いつ、どこで、何に出会うかは、運です。
でも、様々なことに興味を持って、普段から新しいことにどんどん触れて、出会いの数を増やせば、その確率を上げることはできます。
だからこそ、様々なことに挑戦するというのが、大切なのかもしれません。

長くなりそうなので、今回も、このくらいに。続きは次回以降で。
しばし、お待ちくだサイ。

摸試終了

こんにちは。サイちゃんです。

春休み摸試が終了しました。
採点が終わり次第、解答用紙を返却します。
順位や分析は、四月下旬の返却予定です。

解答と復習問題集を渡しています。活用してくだサイ。

英語のリスニング問題が難しいと思って聞いていましたが、難しいと思って聞いていたところは、全員、満点でした。
採点ミスがありましたら、春休み中にご指摘お願いします。

なお、新中2生の県模試は、今週木曜日に返却予定です。
新中3生の県模試は、来週返却予定です。
もうしばらくお待ちくだサイ。

終わった模試は、必ず、もう1度解き直し、しっかりと復習に活用してくだサイ。

【注意!!】ビジネスモデル

こんにちは。サイちゃんです。

今回は、入試が終わって・・・シリーズの番外編です。

ちょっと古い動画ですが、内閣官房参与で嘉悦大学教授の高橋洋一先生が、こんなことを言っています。

テーマは、学生起業やビジネスについてなんですが、その中で、高橋先生が行った塾のビジネスモデルが紹介されています。
高橋先生が、学生の頃の話なので、40年以上前の話です。しかし、全然、色あせている気がしません。

塾やっていて、1度は考えるビジネスモデルだと思います。
コメント欄には、「目からうろこ」とか、書かれていますが、この手の話が、目からうろこだから、騙されるんだろうな・・・

と言うことで、今回は、そんな話。
この動画を、経営者として見れば、夢のある良い話ですが、経営者でもないのに、経営者目線でこの話を聞いては駄目なんです。
では、どんな目線で見れば良いのか?そんなのは簡単で、消費者として見るべきです。
特に、今、このブログを読んでくれているあなたは、塾の消費者ですよね?そうであって欲しい・・・

その目線で見ると、「あれ?」「えっ?!」「嘘でしょ?」が連発します。
一番の「噓でしょ?」は、「生徒がお札に見えちゃう」だと思います。

自分あるいは、我が子を「お札」としか見ていない塾が、良い塾なのかと。
これに関して、100%同意して、「良い塾です」と言う人は、いないと思います。
もちろん、それくらい我慢できる、目をつぶれる、メリットの方が大きいという考えは方は、アリです。
そう思うのであれば、アリな塾です。

こういう話は、塾だけに当てはまるわけではなく、どんなビジネスにおいても言えることです。ですから、今からサービスを受けようかと思う店の、ビジネスモデルを把握して、自分にとってメリットがあるのかということを考える必要があります。

高橋先生自身も言っていますが、高橋先生の指導によって、東大に行けるようになるわけではなく、そもそも、東大に行ける実力がある人を探して、指導しているんです。
そして、高橋先生のお眼鏡にかなわなければ、違うクラスに振り分けられ、高橋先生の指導は受けられません。

そんな塾が、一部例外の人を除いて、良い塾であるはずがないんです。
でも、消費者が、皆にとって、良い塾だと錯覚してしまうわけです。
だから、ウハウハ儲かるわけです。
素晴らしきビジネスモデル。

そういえば、以前、塾長がコラムにこれに近い話を書いていました。
そちらも参考にして、だまされないようにしてくだサイ。

あからさまな塾は減りましたが、塾がビジネスである以上、多かれ少なかれです。