無茶な勉強法

こんにちは。サイちゃんです。

2月の勝者で無茶な勉強法というのが出てきました。

ドラマの内容としては、夏休み前後に、入試過去問を解いても、しょうがないという内容。

もちろん、ケースバイケースの部分はありますが、これは正しい。

昔、ことあるごとに「過去問、過去問」という保護者がいたけれど、「まだ時期が早い」と塾長が言っていました。

入試問題は、1~3月に解くために作られています。
この問題を、夏に解いて、十分に解けるのであれば、そこから先は何をするの?と言う話。

そもそも、浪人生はまだしも、現役生は、今やっている内容を学びながらの受験対策になります。
当然、まだ習っていない内容も入試にも出ます。そんなところは解けるはずがありません。そして、解ける必要もありません。
そんな問題を解くことに、時間を使う価値はあるのかという話でもあります。

そして、出来なくて当然の問題でも、出来なければショックを受けるでしょう。
このショックは、必要なショックなのか?
もちろん、必要なショックという場合もあるでしょうが、必要ない場合がほとんどなのではないかと思います。

その子その子によって、個人差はあるので、何とも言えない部分はもちろんありますが、総じて言えることは、塾は、そういう部分も考えて、子どもたちの現状を踏まえて指導をしているし、カリキュラムも決めているということ。
現役生は、学校の普通の勉強をしながら、復習もして、受験対策もします。

その時・その場に応じて、するべきことは、当然、違ってきます。
過去問に取り組むべき時期というのも、当然、決まってきます。

残念ながら、見落としていることもあれば、子どもたちが意図的に隠していることもあります。
ですから、何か気になることがあれば、何でも相談してもらえたら助かります。
しかし、それと、これとは話が違う。

テレビは嘘や誇張が多いけれど、的を射ていることもたくさんあります。
しっかり視野を広げてくだサイ。


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