供託金

こんにちは。サイちゃんです。

東京都知事選の異常事態が連日ネットを騒がしています。

都道府県知事の被選挙権は、30歳以上。
つまり、特別な事情(公民権停止中)のない人は、誰でも、30歳以上だと立候補できます。
でも、本当に誰でも立候補してしまうと収拾がつかなくなるので、その本気度を金で示せということで、供託金というものを納めないといけません。
その金額が、都知事は300万円らしいです。

そして、この供託金は、ある程度票を集めることができればそのまま返金されます。
しかし、ある程度の票を集められなければ、没収されます。
なので、票さえ集められれば、落選しても、実質無料ということになるわけですが、裏を返せば、ある程度票が集められない人は、立候補するなと言いたいんでしょうね。

それで、今回の都知事選は、大方の見方によると、50人以上の人が立候補するということです。

ところで、供託金が没収されるある程度の得票数は、都知事選の場合は、全投票数の10分の1だそう。

ん?と言うことは、10人以上の立候補があれば、確実に供託金が没収されることになります。
仮に50人の人が立候補した場合、確実に、300万円×40人=12000万円の供託金が没収されることになります。
このお金は、東京都のお金となるそうなので、立候補者が多ければ歳費も増えますが、収入も増えるということ。
意味が解らない祭りとなっていますが、儲かるので良いのではないかと思います。

そしてこの供託金。高いのか安いのかという議論も出ていますが、高いという人もいるし、安いという人もいます。
ただ、ここまでくると、金持ちの道楽の側面も出てきていると思うので、お金に関係なく、本気の人が立候補しやすい環境を整えるのも大事なのではないかと思います。

公民の教科書には書いていない、授業でも詳しく聞かない内容が、連日話題になっています。
ぜひ、興味を持って、情報収集をしてみてくだサイ。


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