月別アーカイブ: 2021年7月

リニューアル

こんにちは。サイちゃんです。

塾の問い合わせフォームが、リニューアルしました。
従来通りの電話やメールでの問い合わせも、もちろん、受け付けています。

こちらから、お気軽にお問い合わせくだサイ。

また、サイちゃんblogに関するお問い合わせ・感想は、従来通りこちらコメントしてくだサイ。

裏表

こんにちは。サイちゃんです。

両面印刷のプリントをやらせると、裏をやらずに提出しようとする人がいます。
他のプリントが片面のものが多いから、どうしても、そういうことになることも理解はできるけど、ちょっと注意力散漫かな?という印象。

まぁ、両面印刷のテストを受けるとき、裏側にも問題が続くことに気が付かず、片面だけやって、ボーっと待っているというのは、学校あるあるですけれど。

しかし、裏面だけをやって提出する人、あるいは、裏からやって「わからない」と騒ぐ人。
問題のつながり、あるいは、1番から始まっていないことに、違和感を覚えないんでしょうか?
ちょっと、注意力がなさすぎると言わざるを得ません。

もちろん、どこからやっても良いんです。出来るならね。
でも、出来ないなら、1番から進めていくのが吉です。
少しずつ難しくなるし、前の問題がヒントになることが多いからです。

それに、解く前に、どんな問題が続くのか、ザっと確認するのも大事なこと。特にテストでは。
裏表を確認して、どんな問題構成になっているのかを確認することも、大事なことです。
そういう癖を、つけておいてくだサイ。
きっと役に立ちます。

考察

こんにちは。サイちゃんです。

何事においてもそうなのだけれど、結果に対する分析と考察が大事です。

例えば、テスト。
ちょうど、期末テスト、3年生は、実力テスト、ついでに県摸試を受けて、順番に返却されているわけですが、その結果をどうとらえるのか。

まずは、冷静に、結果を分析ます。
どこを間違えたのか、理解はしているのか、それとも、意味不明なのか。
意味不明ならもう1度復習。
理解はしているけれども、間違えたのならば、なぜ、間違えてしまったのか。

こういった分析をすること。
それができたら、次は考える。

どうして、このような結果になったのか、何が良くて、何が悪かったのか。
妙に点が良かったり、悪かったりしたときは、何でそんな結果になったのか。

「たまたま」とか「奇跡」とかそんな言葉で片付けるのではなく、
なにか原因があるはずで、その原因を考えてみる。

そうすると、良かったことは続けて、悪かったことを辞めることができます。
そして、さらに新しい何かに取り組んでいく。

そうやって、上手くいく方法を手探りで探していくのが勉強であり、そして、全てのことにつながっていきます。

ということで、しっかり分析、そして、考察してくだサイ。

月謝袋

こんにちは。サイちゃんです。

7月になりました。
今月は、順調に配布できたので、配布が完了しました。

今月の中身は、

  • S-lab通信
  • オンライン英会話 夏休み講座のお知らせ

です。

中学生の夏期講習に関するお知らせは、3年生は配布済み、1~2年生は来週配布の予定です。
せっかくの夏休みです。オンライン英会話も含め、積極的に参加してくだサイ。

サーバー移行完了

こんにちは。サイちゃんです。

サーバー移行の手続きが完了しました。
突然の作業で、告知できませんでした。申し訳ありません。

サーバー移行の関係で、昨日(6日)の18時頃~今朝(7日)までのコメントや問い合わせフォームからの問い合わせが削除されてしまっています。
もし、その時間帯に問い合わせをいただいている方がいらっしゃいましたら、お手数ですが、もう1度、お問い合わせくだサイ。
また、もしかすると、HP全体に不具合が出ているかもしれません。
もし、不具合を確認された場合は、ご連絡いただけると助かります。

教育格差

こんにちは。サイちゃんです。

最近、教育格差が話題になることが多々あります。
親の収入が、そのまま、子ども学力に影響するというもの。

理由は、私学に通わせることができるかとか、塾に通わせることができるかなど、教育にお金をかけることができるのかと言う内容で語られることが多いです。
しかし、どうも、色々読んでいると、そういった直接的な話ではないようです。

以前も書きましたが、文化資本という考え方があって、精神論の話はもちろん、物理的な資本の話もあります。具体的には、家に本があるとか、新聞があるとか、そういった環境があるかどうかと言う話です。

「やればできる」と言いますが、そもそも、やれる環境にあるのかと言うことが、これからは問題になるのかもしれません。
もちろん、その気になれば、何でもできる環境にあるのが日本です。
図書館もあるし、学校もある、奨学金も充実しています。
しかし、その気になるかどうかは、本人次第でもありますが、本人の環境によるものも大きくなっていくのではないかと言うことです。

塾長がコラムに書いていますが、新聞を適度に読む子どもは、学力が高いというデータがあります。
そもそも、家に新聞がなければ、読めないですよね。もちろん、図書館に行って読むという道はありますよ。
でも、これが、環境というもの。
もちろん、経済的な格差による部分もありますが、それだけではないのが、教育格差の原因となっているということのようです。

こういう環境が、実は、昨日のキッチンの話につながってくると考えています。
メロンを買って、みんなで切って、食べた思い出が、テストの点を明らかに左右します。
そして、授業の理解度を大きく上昇させます。

参考にしてくだサイ。

メロン

こんにちは。サイちゃんです。

某H中の理科の問題に、少々興味深い問題が出ていました。

一つの花の中に含まれる胚珠の数が最も多いものを、次から1つ選び記号で書きなさい。
ア メロン  イ サクラ  ウ イネ  エ アブラナ

この問題、なかなか秀逸です。
と言うのも、まず、この問題、一見、意味不明にも見えますが、実は、非常に簡単であり、そして、家庭力、理科への興味関心、知識理解を同時にはかることができる問題となっています。

まずは、この問題を読み込んでみましょう。
まず、必要な理科的知識は、「胚珠」です。
この胚珠が意味不明だと、絶対に解けません。
胚珠とは、種子のもとになるものです。
めしべの中にあります。

で、この胚珠が多い植物を選ぶことになるのですが、この問題をそのまま読み取ると、それぞれの花をイメージして、頭の中で、胚珠の数を数えなければいけません。
アブラナの花は教科書に載っているし、授業でも観察しました。
ここ2年くらい行ってないけど、サクラは、花見に行って見たよね。

あれ?イネって毎年見ているけど、どんな花が咲くの?記憶にないなぁ?
メロンの花ってどんなの?見たことないよ。
となって、パニクって終了です。

なので、この問題は、文面通りに読み取っては負けです。
ポイントは、胚珠が成長すると、種子になること。
つまり、この問題は、裏を返すと、種子、つまり、種がたくさんある植物を選べという問題であることに気が付きます。

アブラナは、授業で観察したので、置いておくとして、サクラの実は、サクランボ。
種は1つです。

イネは毎日食べているお米ですね。イネの1つの花がイメージできませんが、仮に、1つの穂全部が1つの花だったとしても、米粒の数は、多く見積もっても、数十粒と言ったところ。

一方、メロンの種は、切るとわかりますが、真ん中にある綿のようなものに種が無数にこびりついて、100とか1000とかありそうな勢いです。

と言うことで、メロンがが答え。

この問題、非常に簡単なんですが、順当に解くには、かなりステップを踏んで答えなければけません。良い問題です。

そして、もう1つ。
メロンを台所で切るところを見たことがあるのか?と言うことです。
なかなか、中学生になって、一緒に台所に立つことはないと思います。
小学生のうちに、色々な食材を見せておくことが、大事です。
もっと言えば、小学生のうちに、なんでも一緒にやってみて、経験しておくことが大事です。
そして、そのことが印象に残っていることが大切です。経験しても、記憶になければ意味がないですから。だから、理科に関する興味関心もはかることができてしまうというわけです。

と言うことで、キッチンでの出来事が、テストの点を左右するというお話でした。
今からでも遅くはありません。身の回りのことを注意深く観察する癖をつけてくだサイ。

ただ、メロンは、今となってはそうでもありませんが、それでも高級品です。
給食で年に何回か出てくるので、食べたことない中学生はいないと思いますが、どの家庭でもで購入して切って食べるということが行われるのかと言うと、ちょっと疑問が出ます。経済格差が点に直接的に結びつくというのは、避けたいところです。
メロンではなく、カボチャくらいにしておいた方が、無難だったのではないかと思います。

それからもう1つ。
親が子どもに、どんな経験をさせたかということも点に直結します。
この経験と言うのは、バレー教室に通ったとか、プログラミング教室に通ったとか、そんなものではなく、もっと身近な日常的なもの。
問題作成者も、特別な体験は求めていません。それよりももっと、身近で日常的なものを求めています。
なので、道を歩いていたら、菜の花を見つけた。カボチャを切ったら、中から種が出てきた。
そんな日常に注目するように導くのが、大人の役割なのだと思います。

やばいテスト

こんにちは。サイちゃんです。

某M中学校の理科のテストがやばそうです。
平均点が・・・とちょっと伏せておきます。

それはそれとして、問題を見ていると、あぁ、点を取らすつもりはないなと感じる問題構成。そして、採点基準。

ある程度は、しょうがないのかな?という印象でした。
それでも、あの点は酷いですが。

とりあえず、ミス問かどうか微妙なところの、不適切と思われる問題が数問。
不適切とは言えないけれども、適切とも言い難い問題が数問。
問題として、特に問題はないはないけれど、少なくとも、点を取らせるつもりはないよなと感じる問題が数問。

多分、こういった、これは間違えてもしょうがないよねと言う問題を除いていくと、実質満点が70~80点くらいになるんだろうなという感じです。
なので、そこから平均点が出るので、当然、50点は切ってくるという印象。

と言うことで、某M中学校の1年生諸君、ちょっと悲惨な点だと思うかもしれませんが、これはこれと受け止めなければいけないけれど、こういう状況なので、腐る必要はありません。
次は、こんな問題でも解けるように、しっかり勉強してくだサイ。

確率と期待値

こんにちは。サイちゃんです。

お金持ちが「宝くじ」を絶対に買わない4つの理由という記事を見つけました。

宝くじは、確率論で、ほぼほぼ説明できます。

今回は、以前調べたジャンボ宝くじをもとに考えます。

この回の宝くじ発行枚数は1億2000万枚です。
そのうち、当たりは、末等の300円を含めて、1347万7380枚です。
ということで、1枚の宝くじで、とりあえず、300円でも良いから当たる確率は、11.2%となります。
こう考えると、なんか、勝負しても良いのかな?と思えてきますが、当たった気がする1万円以上の当選確率となると、0.23%となります。

なんか、当たる気がしませんね。
ちなみに、3000円が当選する確率は、1%です。

まず、これが確率論から考える当選する確率。

次に、期待値というのを考えます。
期待値と言うのは、例えば、300円の宝くじで、多分外れて0円ですが、もしかしたら1億円当たるかもしれないし、300円当たるかもしれない、
何円当たるかはわかりませんが、何度も何度も無限に挑戦した場合の帰ってくる金額の平均のことです。

この数字は、その勝負に乗るか乗らないかを判断する、良い材料になります。
例えば、200円のくじで、期待値が300円ならば、何度も何度も勝負をすれば、絶対に儲かります。
平均して300円帰ってくるので当たり前です。

しかし、期待値が200円以下の場合、何度も何度も挑戦していると、確実に損をします。
当たり前です。平均して帰ってくるお金がくじの購入金額を下回っているので。
たくさん買えば買うほど、損することが確実になっていきます。

ただ、くじが営利目的である以上、期待値が売値を上回ることはあり得ません。
ですから、くじ(ギャンブル)は、絶対に損をするものだと思って、挑戦しなければいけません。
ですが、この期待値が大きければ大きいほど、当たる確率が大きいと言えます。
ですから、自分の許容範囲を決めておいて、期待値から、判断すると良いと思います。

と言うことで、今回取り上げているジャンボ宝くじの期待値を計算してみたところ、149.99円でした。
半分以下ですね。これが、記事の中にある還元率の根拠の数字になります。

ちなみに、1等なんか当たるはずがないと考えて、2等の1000万狙いを考えてみます。
つまり、1等とその前後賞は存在しないと考えて期待値を取ります。そうすると、99.99円。つまり3分の1。

たくさん買えば、たくさん買うほど、お金は3分の1に近づいていくことになります。
たくさん買うと、当たりやすくなる気がすると思いますが、確かに当たりやすくはなりますが、その分のコスト(費用)も増えるので、あまり意味がありません。
試行回数を増やせば、増やすほど、当選金は、平均値(期待値)にどんどん近づいていきます。これは、確率の基礎です。

わかりやすく言うと、2億円分の宝くじを買って、1億円当てても意味がないということです。
宝くじを確率で考えると、こんなことが言えます。

ですから、こういうのは、少ない回数で勝負することが重要です。

こういうことは、高校の数学の時間に勉強します。
こういうことが分かっているならば、無暗に宝くじを買うことがいかに愚かであるかがわかります。

なので、記事の最後に出てくる宝くじで夢を買うのは、「そんなことでしか夢を見る方法がないという、典型的なお金を稼げない人の発想」でしかないというのは、刺さりました。

結論:しっかり勉強して世の中を理解し、夢は自分の力でかなえてくだサイ。

もちろん、こういうことをわかったうえで、宝くじを楽しむのはまた違う話です。

こんにちは。サイちゃんです。

期末テストも順調に帰ってきているようです。
見せてもらっていると、しょうもない間違いが多いです。

見ていると、本当に解き方が雑。
雑なせいで、間違えている問題が少なくありません。

最近、小学生の筆算でもあるあるです。

とにかく、解き方が雑。
筆算をする際に、雑に書くので、文字が少しずつずれていきます。
すると、引き算をするときに、10の位と1の位を引いてみたり、
あるいは、商を立てるときに、1けた分ずれて書いてみたり。

丁寧に計算すると、間違えるはずがないのに、雑なことをするので、間違える・・・
もったいないです。

テストのときは、非日常となります。
そんな非日常の時間に、普段できていないことが、出来るわけがありません。
普段から雑なことをしているのに、テストのときだけ丁寧に書くなんてことはできません。

普段から意識して丁寧に取り組んでいるから、テストでも、丁寧に取り組めます。
と言うか、テストのときに、意識して丁寧に取り組むなんてもったいないです。
意識を傾ける場所は、もっと他のところにしたいところです。

丁寧に取り組むなんて、レベルの低いことは、普段から意識的に行って、テストのときは、無意識に行えるようにしておくべきです。
そうすることによって、もっと大切なところに意識を傾けることができるようになります。
あるいは、自然体でテストを受けることができるようになります。

そのためには、普段から意識して取り組むことです。
普段から、丁寧に、解いてくだサイ。