こんにちは。サイちゃんです。
教材屋さんのニュースレターを見ていると、昨年の宮城県の数学の問題がすごかったみたい。
早速、確認した所、なかなか秀逸な問題でした。
最近流行りの現実に落とし込んだ内容で、マラソン大会を題材にしたものでした。
実際の数学の知識は、小学校レベルのもので、なんとか対応できます。
出来のいい小学生なら、なんとか解いてしまうと思います。
でも、罠がたくさんあって、間違える要素がたくさんあります。
例えば、単位。問題の中で、kmとmが混在しています。
問題でも、mで答えさせる問題とkmで答えさせる問題の両方が出ています。
こうなると、どっちにそろえるかも決めかねてしまいます。
でも、こういうのって、日常生活では当たり前の出来事で、同じ話題の中でも、単位が混在するのは普通です。
だから、より、日常生活に近い問題構成となっていると言えます。
他にも、普通と縦軸と横軸が違っているとか。
速さの問題なので、横軸が時間であることが一般的ですが、横軸が道のりになっています。
つまり、この問題は、速さの問題なんだけれど、どちらかと言えば、単位量当たりの問題ととらえたほうが解きやすいです。
という感じで、内容は難しくないんですが、罠がありすぎて、混乱する元がありすぎるのがこの手の問題。
なんと、正答率が20%と0.5%らしいです。
これが、最近流行りのよく読んでよく考える問題。
恐ろしや・・・
ところで、最近は、インターネットで簡単に問題が閲覧できます。
宮城県の問題は、こちらからご確認くだサイ。