日別アーカイブ: 2020年7月15日

高校普通科、3科に再編…「学際融合」「地域探究」の2学科新設容認

こんにちは。サイちゃんです。

興味深い展開のニュースが飛び込んできました。

文部科学省は、高校生の7割が在籍する高校普通科を再編し、文系・理系などの枠組みを超えた「学際融合学科(仮称)」と地域社会の課題解決を目指す「地域探究学科(同)」の2学科の新設を認める方針を固めた。17日に文科相の諮問機関である中央教育審議会の特別部会に基本方針を示す。
高校普通科、3科に再編…「学際融合」「地域探究」の2学科新設容認

取り組みとしては面白いけれど、ちゃんと機能するんだろうか?と塾長。
少子化の今、新しい学科を新設して、1クラス集めるとなると、かなりの人口規模の地域でなければ無理でしょう。
じゃぁ、そこそこの規模である今治で、例えば、「地域研究学科」という名前の学科を新設したとして、とても40人を集められるとは考えにくいです。

逆に、40人集められそうな規模の地域で、「地域研究学科」を作ることに、意味があるのか?と言う疑問も、同時に考えてしまいます。

すでに、地域に根差した学科というのは各地にあって、例えば、今治の場合は、工業の繊維デザイン、機械造船、南の園芸クリエイト、北の商業などは、それにあたります。

その上に、新しい学科を作って40人を集められるのかという話です。

人数を集めることがすべてだとは言いませんが、ある程度、人数を集めないと、廃校になります。

と考えると、議論することは良いことだけど、ちょっと現実的なのかどうか疑問です。
とりあえず、見出しほどのインパクトはなさそうです。

ただ、選択肢が増えることは、良いこと。今後の展開に期待です。
早ければ2022年にスタートするかもしれないので、小学生の皆さんは、期待してくだサイ。