日別アーカイブ: 2018年9月27日

問題の解き方

こんにちは。サイちゃんです。

簡単な問題は解けるけど、少し複雑になると解けなくなるというのは、よくある話。

理由は様々なんだろうけど、塾長があることに気が付いたみたい。

どうも、ケースとして、問題の解き方を覚えているというケースがあるみたいだと。

例えば、足し算。
1+1=2なわけだけど、これを足し算と捉えずに、単純に、答えを覚えてしまうというケース。

足し算なので、1と1を合わせたものが答えになるわけだけど、これを答えを暗記してしまうんです。
例えば、頭の中に、○を1つと、○を1つイメージして、合わせて、数え直すという解き方をマスターしたとすると、次に、1+2が出てきた時には、○を1つと、○を2つ(○○)イメージして、合わせて(○○○)、数を数えて答えを出します。
この方法だと、どんな数の組み合わせでも、自分が数えることのできる数であれば、時間さえかければ、どんな数の組合わせでも、計算できます。

これが、理屈を理解すると言う事。

でも、これを暗記して解く人がいます。すると、1+1=2、1+2=3という文字を覚えてしまうわけです。
これだと、1+1=2、1+2=3は解けるけど、1+3が出た時はいくら考えても、解くことはできません。
だって、覚えていないので。

学校の授業で、解き方を暗記してしまって、何も考えていなかったら、少し、ひねった問題は、いくら考えたところで、解けることはありません。

理屈を理解しているから、ひねった問題でも、考えれば、なんとか解けるようになるんです。

高校入試対策とかになってくると理解するよりも、解き方を覚えた方が早かったりしますが、普段の授業レベル、ましてや小学校の学習内容となると、しっかり理屈を理解することが重要になってきます。

学校で、中途半端に理解してしまうと、理解が不十分なまま、先に進んでしまいます。
そして、本人も、塾長も、問題が解けるので、理解が十分にできていると錯覚してしまいます。

しかし問題は解けても、実は、何も理解していないということも、あると言う事です。

根本的に、サッパリな子より、そこそこ優秀な子におこる問題です。

程度の差はあれ、多分、こういう話は、誰にでもあるはずです。

これは、完全復習型のウチにとっては、かなり、重大な課題です。

とりえず、ちょっとでも違和感を覚えたら、遠慮なく相談してくだサイ。
それが、この問題のとりあえずの解決方法です。