こんにちは。サイちゃんです。
植物の分類の問題を解いていた塾生が、「ススキがわからない」と。
「お月見で飾るやつだよ」と塾長。
「お月見なんかしないからわからない」と塾生。
問題を解くにあたり、特に理科や社会は顕著なんだけれども、常識というのが意外と効いてきます。
問題作成者も、このくらいは見たことあるだろう、聞いたことあるだろうという前提で問題を作ります。
ススキの分類は、ススキが頭にイメージ出来れば、すぐに、単子葉類ということがわかりますが、イメージできなければ、手詰まりです。
こういう問題は意外と多く、特に、近年はやっている新傾向問題の趣旨とも合致するため、実は要注意です。
で、こういう問題への対策は、1つは問題を解き込むこと。しかし、これは、根本的な解決には至りません。
ですから、普段から、常識を持っておくことです。
実際にお月見をするかどうかは別として、お月見を話題にすること、そして、せめてテレビや絵本でもかまわないので、お月見をしている様子を見ておくことです。
こういう積み重ねが、実は、点数を大きく左右してきます。
また、実は、過去に、S-Lab通信にススキのイラストを掲載したことがあります。
通信は、メインテーマもちろんですが、それ以外のところも、じっくり見て、話題にしてもらえれば、意外なところで役に立ちます。
日本人としての常識を持てるように、行動してくだサイ。
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