こんにちは。サイちゃんです。
デジタル化の波が止まらないということですが、
教材をデジタル化するときに、かなり気になっていることがあります。
紙の教材と、デジタルの教材の住み別けです。
今のデジタル教科書はもしかしたら変わっているかもしれないですが、10年ほど前のデジタル教科書は、紙の教科書をそのままコンピューターの中に移植しただけの物でした。
正直、それでは意味がない。
パソコン上での見え方、タブレット上での見え方、スマホでの見え方、紙の教科書での見え方、それぞれが全く違うものです。
ですから、それぞれで見やすいように、触りやすいように最適化してあげなければいけません。
特に、デジタルは見える範囲非常に小さいです。
今の教科書は見やすいように大型化しているため、画面の大きいパソコンても半分くらいの大きさしかありません。
ですから、同じものを移植しても、全く意味がなく、使い勝手が悪いだけ。
それぞれで最適なものを、それぞれで作る必要があります。
でも、現在は、それができているとは言い難い状況。
その辺の課題が、5年で解消されていくのか、されずに突入するのか・・・
せめて、改善してからデジタルに突入してくだサイ。