こんにちは。サイちゃんです。
コロナの時もそうだったけど、世の中には、定性と定量の違いが判らない人が多いようです。
そこに存在するのかを調べるのが定性、どのくらいあるのかを調べるのが定量。
詳しくは、こちらをどうぞ。
今日、ご紹介する記事はこちら。
兵庫県の斎藤元彦知事の告発文書問題などを審議する百条委員会のメンバーで県議の増山誠氏が4日にX投稿。「兵庫県議会事務局に改めて質問したところ『職員アンケートはURLを知っていれば、誰でも何度でも回答可能な仕様』であるということが確認できました」と伝えた。
斎藤知事 パワハラおねだり回答多数の県職員アンケ→「匿名で何度でも回答可能だった」と県議公表 マスコミ偏向報道→失職と 目撃と伝聞合算5割超報道も
このアンケート方法は、定性分析に近い手法。
パワハラ・おねだりがあったと思う人がいるかは調べることができるけど、どのくらいの人がパワハラ・おねだりがあったと思っているかは判らないアンケートとなっています。
こんなのは、アンケート方法を調べれば簡単にわかること。
でも、報道では、このアンケートを定量分析として報道したとのこと。
「何人の人が、パワハラ・おねだりがあったと思っています。」、
「職員の何%の人がパワハラ・おねだりがあったと思っています。」と。
どう考えてもおかしいよね。
コロナの時もだけど、結局、定性と定量の違いが判らないから、こういう間違った報道をするんだと思います。
勉強って大事だよね。という話。
データの集め方、データの扱い方は、これからどんどん大事になってくる時代になります。
データの収集、分析はAIがしてくれるかもだけど、それをどう扱うかは、扱う人次第。
他人に迷惑をかけなくて済むように、しっかり勉強してくだサイ。
ちなみに、アンケートのやり方自体を批判している人がいるけど、それはちょっと違うと思います。
調査結果から、調査したかった内容とは違う、読み取ることができない内容を妄想して読み取ろうとしたことが問題です。
増山議員は、このアンケートでは増山議員が知りたいことを調査できないことが分かっていたので、反対したにすぎません。