日別アーカイブ: 2021年4月4日

中学生に勉強させる一番簡単な方法

こんにちは。サイちゃんです。

入試が終わって・・・シリーズのライジングインパクトの続きです。

夢に出会えるかは、ある意味、時の運です。
ですから、夢がないことがダメなのではなく、夢を持っている人がラッキーなだけです。

そうなると、どうすれば・・・という話になると思います。
中学生に勉強させる手っ取り早い方法は、高校に行きたいと思わせることです。

高校に行きたいという動機は、経験的には、かなり勉強意欲に対して有効です。

では、どうやって高校に行きたいと、早い段階で思わせるのか?

これが、かなり難しい。

1つの理想系は、将来の夢から逆算すること。
例えば、弁護士になりたいと考えた場合、弁護士になるためには、司法試験に合格しなければいけない。司法試験に合格するには、有名大学の法学部に入るのが良い。そのためには、偏差値の高い普通科に入学すべきである。という具合に、逆算していくと、志望校は、簡単に決まります。
このように考えることができる子は、つらい勉強にもきちんと向き合うことができるので、強いです。

しかし、上述の通り、将来が見えている子どもたちは多くはありません。
ですから、当然、そこからに逆算による動機づけは難しいです。

となると、○○高校自体を魅力的に感じさせることができるか?と言うことです。
これは、高校自身に頑張ってもらうしかありません。
魅力ある学校づくりを実践してもらい、しっかり広報してもらうしかありません。
魅力ある学校は、人気が出て、必然的に偏差値が上がります。
高校自体に、頑張ってもらいたいところ。

しかし、高校に丸投げするのもダメです。
保護者や塾としてできることは、もちろん、その高校に魅力があるのが前提になりますが、その高校の魅力を説くことです。
「高校は楽しいよ」、「○○高校は魅力的だよ」と子どもたちに言い聞かせ、○○高校に行きたいなと思わせることは大事だと思います。

そして、あまり使いたくないけれど、最も効果的なのは、ネガティブキャンペーンです。
人間、後ろに逃げ場がないときが、一番、力を発揮します。
「△△高校だけは、絶対に嫌だ」と思えば、その1つ上のランクの高校に行けるように、頑張ります。
残念ながら、経験的には、このパターンが一番、頑張ります。

あまりやりたくはないですが、△△高校のダメなところを説く、あるいは、「あんな高校に行ってしまうと、こんな不幸が待っている」と説く。
本当に、やりたくないですけれど。でも、1番効果的です。

あるいは、「△△高校は、あり得ないから」とか、もっと言えば、「△△高校に行くなら、お金出さないから」と言い放っても、良いかもしれません。

と言うことで、中学生に勉強させる一番簡単な方法でした。
まだまだ続くかもしれません。期待せずに、待っていてくだサイ。