日別アーカイブ: 2025年9月26日

「オレ様的文章読解術」

こんにちは。サイちゃんです。

今日ご紹介するのは、ちょっと古いのですが、流れてきたこの記事

ソーシャル・メディアの隆盛を受けて、近年明らかになりつつあるのが、「大人の読解力」の課題です。SNS上でも他人の文章をきちんと理解せず、「理不尽で不可解な批判」を受けることが多くなった、と文筆業に携わる人たちがこぼしている、と国立情報学研究所教授で数学者の新井紀子氏は報告しています。
読解力が低い日本人はどのように文章を理解しているのか?

度々、話題にしている読解力。
どうすれば改善するのか、手の打ちようはあるのか、日々、考えています。

それで、ヒントになりそうな興味深い記事です。

まず、一つ目の興味深い点。
『国語力が低い人の多くは、「木(語彙)を見て、森(相手方の意図)を見ず」という文言の理解の仕方をしています。』
とのこと。

確かに、文章が読めない子は、1つ1つの単語として捉え、文章として捉えていません。
全体を遠くから見るという視点が欠けています。
塾長が、「もっと全体を見なさい」と指導しているのは、こういうことなんだなと思いました。

次のなるほどポイントは、
『「聞く力」の弱い人は、語彙の解釈も辞書の定義に沿っているわけでもなく、極めて恣意的、自己流です。』です。
単語だけを拾っているのにも関わらず、その単語の意味が、間違っているという・・・
これは、語彙力を上げていくしかないです。本を読んだり、辞書を引いたりしましょう。
そういえば、プリント講座では、辞書もたくさん引かせているよね。

この2点から言えることは、全く文脈は無視して、自分の知っている単語だけを拾い集めて、自分の好きなようにストーリーを組み立て直しているということ。
もちろん、単語の意味は思い込みで、自己流です。

残念ですが、これでは、会話が成り立つはずがありません。

ただ、それでも会話が成り立つのが、表意文字である漢字のすごいところなんですが、漢字を表意文字として捉えていない最近の小中学生には、あまり関係ないようです。
つまり、会話が成立しません。

さらに、思い込みが激しく、「違う」と指摘しても、頑なに自分の思い込みを信じて、他を受け入れない人がいます。
だから、素直さが大事なんです。
間違いを指摘されたら、まずは、間違っているのか考えてみることが大事です。

この辺りを改善できるように、立ち回れば、解決するかもです。
まずは、素直に、アドバイスを受け入れてくだサイ。

そして、記事の最後。「オレ様的文章読解術」は笑った。