男女の進学率

こんにちは。サイちゃんです。

興味深い記事を見つけたのでご紹介します。

実は進路を“自由に選んでいる”のは女子の方だ──慶應義塾大学大学院に所属する國武悠人さんは性別を理由にした“進路干渉圧”について、そんな指摘をしている。國武さんは内閣府の調査や関連する研究から、男子は親などから進路選択における圧力、例えば「男は理系に行って稼がないとね」などの稼得圧力を有意に多く受けていることが明らかになっていると説明する。
“理系に行けプレッシャー”を男は多く受けている? 性別による進路選択の違い 慶大研究者が検証

そりゃそうだよなという印象の見出し。
「男は男で大変なんだよ」と塾長。

でも、見出しの「圧力」の話よりも、この記事で気になったのは、男女の進学率の話。
男女で、進学率に明らかな差異が見られるとのこと。
これも、まぁ、そうだよなという感想。

例えば、今治の現実を考えてみると、
県立の実業科は、北高の商業と今治工業、南高の農業になります。
商業が2クラス、工業が5クラス、農業1クラスです。
現実として、女子が普通に通っているのは、商業2クラスと工業の繊維デザイン、農業1クラスの計4クラス。それ以外の工業4クラスは基本男子クラスとなっているのが現状です。
しかし、女子が普通に通っている4クラスが女子クラスとなっているかと言うと、必ずしもそうではなく、男女比が1:1に近い状況になっているクラスも多いです。
ということは、実業科の高校に通う生徒の比は、圧倒的に男子の方が多いと言えます。
実業科は進学しないというわけではありませんが、そういう傾向があるのは事実です。

さらに、商業科は偏差値も高く、進学する割合が多いようですが、工業は偏差値も低く、進学に興味のない子が多いという現実もあります。
つまり、成績下位層の男子は工業に進学するけれど、成績下位の女子は普通科に進学する傾向があるということになります。

それは、進学率に差異が出るのは当たり前のような気がします。

また、中高生くらいの男子と女子を比べると、受験勉強を含め、カリカリ勉強するのが好き、あるいは、出来る子が多いのは明らかに女子です。
男子は、幼く、カリカリ勉強するのが苦手な子が多いです。これは、有名な話。
この点においても、進学率に差が出るのは自明なのかな?と思います。

実際のデータとしての数字は始めて見るけど、まぁ、そうだよねという感じ。
より良い道に導くのも周りの大人の役割だし、自分が進みたい進路を貫くのも1つの価値観。

データや数字に惑わされることなく、自分にとって、後悔のない進路を選んでくだサイ。
それが一番大事です。


Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/xs685930/s-lab-tomita.com/public_html/blog/wp-includes/class-wp-comment-query.php on line 399

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。