こんにちは。サイちゃんです。
小学3年生の学校の宿題で、「直径5㎝の円をかきなさい」というのが出ていました。
大人が見ると、「メチャ簡単じゃん!」と思うのですが、これが、意外と難しい。
これが、直径4㎝の円とか、直径6㎝とかなら、比較的簡単です。
それに、半径2㎝5mmと言われれば、簡単にかけます。
一見、何が違うのかわからないような類題を集めてみましたが、これ、違いわかりますか?
小学3年生の夏ということが、ポイントです。
そうですね、割れないんです。
円をかくには、半径が必要になります。
その半径を求めるために、直径を半分にするわけですが、その時、4÷2、6÷2は簡単に割り切れるのですが、5÷2は割り切れないため、半径がわからないんです。
これが、この問題を難しくするポイントです。
当然、今後、小数を習っていけば、簡単に計算できるようになるのですが、小3の夏では、ちょっと難しい。
解き方は、「物差しをよく見る」でしょうね。
よく見て、5㎝の半分がどの位置に来るのかを考えると、半径が2cm5mmということがわかります。
小3の夏では、小数の勉強をしていないので、2.5cmとも表現できないのが、辛いです。
低学年のうちは、知識が極端に少ない中で、解いていかないといけないので、色々工夫しなければいけないのが、難しくするポイントです。
まぁ、そういう制限された中で考えるというのも、「思考力」を育てるポイントなるとのかなとは思います。
保護者の皆さん、指導の参考にしてくだサイ。