こんにちは。サイちゃんです。
体の中では、色々な化学変化が起きています。
胃や小腸の中で行っている、消化もそうだし、エネルギーを取り出すための呼吸もそれ。
大抵は、分解されていることが多いのだけれど、そうじゃない時もあります。
例えば、エネルギーを取り出すときにできてしまうアンモニア。
アンモニアは人体にとって有害なので、肝臓で、比較的無害な尿素に変えます。
有害なものを無害なものに分解するとイメージしがちだけれど、教科書の表現は、「変える」
アンモニアの化学式は、NH3です。見ればわかるけど、かなり単純です。
もし、分解してしまうと、窒素と水素の単体にするしかありません。
尿素にはなりません。ちなみに、尿素の化学式はCO(NH2)2
なので、この変化は、分解でないことがわかります。
どちらかと言えば、化合であることがわかります。
と言う事は、テストで解答を作るとき、「アンモニアを分解して尿素にかえる」と書くと、正確に言うと、アウト!
教科書をよく読んで、教科書の表現に合わせてくだサイ。
時々、教科書の表現が明らかに間違っているときもありますが、その時も、教科書に合わせておけば、とりあえずは、間違いありません。