こんにちは。サイちゃんです。
あんまりテストでは見ないのかもだけど、塾の社会の教材に、
地震と震災の違いを問う問題が出ています。
例えば、阪神淡路大震災のことを兵庫県南部地震、東日本大震災のことを東北地方太平洋沖地震と呼びます。
わかりやすく並べてみたけど、実は、これらの2つは似て非なるもの。
地震とは、地面が揺れた現象のことを指して、
震災とは、描いて字の如く、地震によって生じた被害のことを指します。
理科の時間には、地震の被害よりも、地面が揺れたことを主に勉強するので、〇〇地震と表現することが多く、
社会の時間には、地面が揺れたことよりも、地震によって発生した被害について焦点を当てることが多いので、〇〇大震災と表現することが多くなります。
そして、2001年に今治で起きた芸予地震は、ビルが倒れたり、今治城の石垣が被害を受けたりしてけど、そんなに大きな被害がでなかったからか、震災の名前はなく、地震の名前しかありません。
この2つの区別、意外とできないと思うから、しっかりおさえておいてくだサイ。
と言っても、今の中学生は、これらの地震が起きた時は、まだ生まれてないか、生まれて間もないころの話だから、ピンとこないんだよね。仕方がないね。