こんにちは。サイちゃんです。
よく、学校の先生などが、朝の回や授業で、一般論を話します。
もちろん、ニュースや、サイトの情報もそう。
こういう話は、一般論です。
多数の人には当てはまるけれど、本当に自分に当てはまるかは、しっかり検討しておく必要があります。
しかも、最近は、個を大切にする風潮があり、多様化が叫ばれています。
そうなると、一般論が当てはまる人が1番多いことには変わりませんが、当てはまらない人の数が増えることになります。
最近、昔ほど、一般論が当てはまらなくなっている気がすると塾長。
ちょっと話題になったのは、受験生は、この時期に、新しい問題集を買うべきかどうか。
少なくとも、一昔前の一般論は、「直前に新しい問題集に挑戦するべきではない」です。
しかし、近年の入試問題は、「今まで誰も見たことのない問題を出題してやろう」という傾向があります。
となると、今持っている問題集を何度も解いて完璧にすることも大事ですが、新しい問題にどんどん挑戦することも大事なのではないでしょうか?
それに、同じ問題集ばかり解いていると、その問題集の答えや解き方を覚えてしまいます。
もちろん、それはそれで間違ってはいないのですが、ちょっとした変化球に対応できなくなるかもしれません。
などなど。考え方は、色々あるので、「直前に新しい問題集に挑戦するべきではない」というのは、絶対的正解ではありません。
結局のところ、自分がどこを大切に考えるかによって、変わってくるということです。
また、物理的な問題もあるでしょう。
例えば、実は、問題集を持っていませんとか。
この時期になって、慌てて勉強を始めようと思ったとき、問題集が無いことに気が付いたとか。
こんな論外君は、新しく問題集を買う以外の選択肢はありません。
他にも、急に諸事情で志望校が変わった場合、その学校の過去問集とか、対策問題集を買うのは間違っていないでしょう。
問題なのは、今、目の前の人が言った言葉は、本当に、自分に向けられた言葉なのかをきちんと考えること。
1対1で話をしているときに言ってくれた言葉ならまだしも、教室で数十人を相手に、あるいは、数万人を相手にしたネットやテレビの情報が、本当に自分に当てはまるのか。
そういうことを考えずに、鵜呑みにしてしまうというのは、いかがなものかな?と思います。
一般論は、一般論。自分にも当てはまるのかは、よく考える必要があります。
絶対に、鵜呑みにせず、しっかり考えてくだサイ。