こんにちは。サイちゃんです。
衆院選が盛り上がっているようですが、同時に行われている最高裁裁判官の国民審査にも注目してみましょう。
三権分立という考え方があって、国の権力を3つに分散させ、権力が集中しないようにしています。
三権とは、立法権(国会)、行政権(内閣)、司法権(裁判所)の3つ。
日本の場合は、議院内閣制とっているので、国会と内閣が完全に分離していないのですが、これら3つが互いに牽制し合って、どこかが暴走しないように監視し合う必要があります。
野党が、「高市内閣の暴走を抑えるために」と言っているのは、国会が、内閣の暴走を牽制する役割があるからなんですね。
そして、これら3つの権力は、主権者である国民によって厳しく監視される必要があります。
国会を国民が監視する方法として、今行われている選挙が挙げられます。
同じように、裁判所の監視が、今、同時に行われている最高裁裁判官の国民審査です。
これは、裁判所が、きちんと運営されているかを国民が審査する仕組みで、
変な判決を出す裁判官を辞めさせることができる制度です。
変な判決を出すような裁判官は、クビにしてしまえ!ということです。
ただ、国民審査でクビになった裁判官は、まだ、誰もいません。
きちんと機能していないのか、日本の裁判官が優秀過ぎて、非の打ちどころのない裁判官ばかりなのか。
ちょっとよくわからないけど、まだ、誰もクビになっていないのは確かです。
ただ、色々調べてみて、問題だと思った点が2つあります。
1つ目は、なぜか、参院選ではなく、衆院選と同時行われること。
コストのことも考えて、国政選挙と同時に行うのは悪くないと思いますが、なぜか、参院選ではなく衆院選の時に行われます。
理由は、解散のある衆院選の時の方が、より国民の意見を取り入れられるからだとのこと。
任期的には参院選は3年に1度、衆院選は4年に1度なのですが、衆議院は解散するので、もっと短いスパンで選挙が行われるということらしいです。
これね、憲法で決まっているらしいんだけど、参院選が3年に1度なので、参院は3年以内に解散するのが普通と憲法書いた人は考えたってことでしょ?
それはどうなんだろうと思うんだけど、まぁ、それは置いておくとしても、今回のように突然解散すると、衆院選のことだけでもよく分からないのに、短い期間で国民審査のことも考えないといけないということになります。ちょっと負担が大きいよね。
さらに、辞めさせる人を選ぶわけだから、当然、裁判所はPRしないよね。
これでは、よくわからないうちに終わっちゃいます。
ちょっとここに問題を感じました。
2つ目は、投票の仕方。
辞めさせたい人に×をつける仕組みなんだけども、辞めなくて良いよという時は、何も書かずに出すことになるわけ。
白のままと、×の数を数えて、×の方が多いとクビにできるらしいんだけど、
それだと、よくわからないからと棄権した白と、続けて欲しい白が、同じ白と数えられるわけ。
選挙と同時に行われるから、本当は棄権したくても、選挙に行ったら投票させられるから、棄権が「続けて」と同じになっちゃうんだよね。
ちょっと気になるよね。
ちなみに、×以外の何かを書くと無効票になるから、棄権したいときは、ハートマークでも書いておけば無効になるので良いと思います。
でも、そんなことも、あまり知られてないから。
公民の教科書にも、そんなに詳しく載ってないしね。
当然、裁判所もPRしないし。
ということで、国民審査のお話でした。
国民審査自体は、テストに出るかもだよ。しっかり勉強しておいてくだサイ。