月別アーカイブ: 2019年8月

何か書かないと・・・

こんにちは。サイちゃんです。

プリントの採点中に、「えっ?!違うの?」と。
「何も書いてないんだから、○なわけないよね」と塾長。

どうも、何も書かなくても、丸がもらえるかもしれないと思っているようです。

そう言えば、以前、県模試の結果で、半分程しか解答していないのに、半分以上の点が取れていると思い込んでいたかな?書いたやつ全部正解で、やっと半分だからね。

何か解答欄に書かないと、奇跡は起きません。
奇跡は自分の力で手繰り寄せなければ、起こるものも起きません。

無答はもったいないです。解答欄には、何か書いてくだサイ。
なんとなく、そんな気がするという感覚も大事です。
特に、理科では、常識から、なんとなく判断するという力は必要な力です。

そういう感覚も磨いてくだサイ。

直径5㎝の円

こんにちは。サイちゃんです。

小学3年生の学校の宿題で、「直径5㎝の円をかきなさい」というのが出ていました。

大人が見ると、「メチャ簡単じゃん!」と思うのですが、これが、意外と難しい。

これが、直径4㎝の円とか、直径6㎝とかなら、比較的簡単です。
それに、半径2㎝5mmと言われれば、簡単にかけます。

一見、何が違うのかわからないような類題を集めてみましたが、これ、違いわかりますか?
小学3年生の夏ということが、ポイントです。

そうですね、割れないんです。
円をかくには、半径が必要になります。
その半径を求めるために、直径を半分にするわけですが、その時、4÷2、6÷2は簡単に割り切れるのですが、5÷2は割り切れないため、半径がわからないんです。
これが、この問題を難しくするポイントです。

当然、今後、小数を習っていけば、簡単に計算できるようになるのですが、小3の夏では、ちょっと難しい。
解き方は、「物差しをよく見る」でしょうね。
よく見て、5㎝の半分がどの位置に来るのかを考えると、半径が2cm5mmということがわかります。
小3の夏では、小数の勉強をしていないので、2.5cmとも表現できないのが、辛いです。

低学年のうちは、知識が極端に少ない中で、解いていかないといけないので、色々工夫しなければいけないのが、難しくするポイントです。
まぁ、そういう制限された中で考えるというのも、「思考力」を育てるポイントなるとのかなとは思います。

保護者の皆さん、指導の参考にしてくだサイ。