目標2

こんにちは。サイちゃんです。

入試が終わって・・・シリーズの目標設定の続きです。

入試において、志望校が決まった後、目標を立てるとすると、大まかに、次のような4つの目標が立てられます。

  1. 主席合格する
  2. 選抜クラスに入れるようにする
  3. 余裕をもって合格する
  4. とりあえず合格する

今回は、この目標2に関するお話です。

入試に挑む際、主席合格できれば、入学式で挨拶ができます。
上位40位程度に入れば、選抜クラスに入ることになります。

残りの人は、ただの合格。それ以上でも、それ以下でもありません。
ギリギリで合格しても、余裕をもって合格しても、合格は合格で、順位が公表されることもありません。

と言うことは、あとは、本人の気持ち次第ということになります。

その中で、具体的な目標として、「選抜クラスに入れるようにする」という目標を立てれる子がどのくらいいるのかという話。

そもそも論として、この選抜クラスに入りたいという動機にどのようなものがあるかというと、
まぁ、大学に行きたいくらいじゃないのかな?

もちろん、他の動機がある人もたくさんいると思いますが、ほとんどの人は、そんな感じでないでしょうか?

で、中学生の時、そんな先のことを考えて行動できる子が、何割くらいいるのかというと、
感覚的な部分はあるけれど、まぁ、1~2割程度ではないのかな?もっと少ないかもしれません。

そもそも、大学という得体のしれないものに、どこまでの興味を持っているのかというと、まずは、そこから疑問です。
子どもたちは、基本、勉強が嫌いなので、どうすれば、今を楽に過ごせるのかということしか考えていません。

当然、そういった未知の世界に向けて、頑張ろうなんて、そんなことを考える子もほとんどいません。

そういう子どもたちに、何を言っても無駄です。
イメージできないものを説明されても、具体的に想像なんてできるわけがないです。

だからこそ、「なんでそこまでやらなきゃいけないの?」と思ってしまい、それが解決するまでは、そこそこの努力しかできないんです。

子どもたちに限らず、人間、必ず、楽な方、楽な方に逃げてしまいます。
だからこそ、ストイックに自分を追い込める人間は、強いんです。

だからこそ、明確な目標を持てる人は、強いんです。

でも、「目標を持て」と言われて、設定する目標は、目標としては弱いです。
だからこそ、進路という重大局面においても、省エネでやり過ごそうとしてしまいます。

まぁ、人間そういうものだと割り切って、子どもたちに接しないと、思春期の子ども達には、何を言っても無駄です。

と言うことで、長くなりそうなので、続きは次回以降で。
少々、お待ちくだサイ。


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