愛媛県の県立高校の入試には、20年以上前から、必ず、作文の問題が出題されます。
出題テーマに即した作文を300字以上400字以内で、25分で書きあげます。
つまり、400字詰め原稿用紙1枚ということになります。
高校入試では、一般的に、作文の問題が出題されるケースが多いようですが、
多くの場合、50分のテストの中で、最終問題が作文の問題になっているパターンが多いようです。
ですから、全国的に見ても、愛媛県の作文は、時間も長く、文章量が非常に多いと言われています。
一部では、有名な話のようです。
今回は、この作文について、掘り下げてみたいと思います。
と言いましても、理数系専門塾のコラムなので、大したことは書いていません。
まずは、慣れよう
さて、普段、作文用紙3〜5枚の作文を書いている皆さんは、
「なんだ、作文用紙1枚か」と思うかもしれませんが、
時間制限があるため、慣れていないと、意外と難しいです。
まずは、作文に慣れることです。
慣れるためには、しっかりと書いておくことです。
学校では、積極的には、入試対策としての作文練習をしてくれません。
したがって、自分でしなければいけません。
過去問を買い、実際に作文を書いてみたり、自分でテーマを決めて書いてみたり。
このとき、是非、時間を測ってみましょう。
また、早い段階から、県模試を受験してみるのもひとつの方法です。
作文の採点をしてくれる、数少ない模試です。
「作文がやってみたい」と、SS木模試に加え、県模試を受ける人もいます。
とにかく、実際に書いてみること、やってみることです。
配点は10点満点だけど・・・
配点は、内容5点、表現3点、表記2点の計10点です。
しかし、内容は3点満点で採点され、
非常に良い内容であれば2点まで加点するようになっているそうです。
したがって、普通は持ち点8点で勝負することになります。
採点基準は、
- 与えられたテーマに即しているか(内容)
- 文が長すぎないか、適切な言葉使い・文脈・段落構成になっているか(表現)
- 中学生として適切に漢字が使われているか、漢字の間違いがないか、原稿用紙のルール則っているか(表記)
となっています。
基本的にそれぞれの項目ごとの減点法になりますので、持ち点が無くなれば、
それ以上減点されることはありません。
つまり、漢字間違いが100個あっても、
表記点は2点なので、2点までしか減点されないことになります。
ちなみに、県模試での採点で(母数が圧倒的には少ないのですが)、
内容点が3点以外の回答を見たことはありません。
つまり、書いていれば、内容点が3点はもらえるということになります。
と言うことは、いかに、表記や表現において、減点を阻止するかが勝負になってきます。
対策は?
ポイントとしては、まず、あまりにもテーマから逸脱していない作文を書くこと。
しかし、多少テーマがずれていても、減点はされないようですので、
それっぽいことを書いておけば良いでしょう。
次に、適切な段落構成にすること。一般的に 起承転結と言われています。
段落の数の目安は 4つ。あまりにも多いと、減点されます。
そして、時々、異常に長い文章を書く人がいます。
「、」ばかりで、「。」がないんですね。「何行続くの?」という感じ。もちろん、減点対象です。
それから、原稿用紙の使い方も勉強しておきましょう。
原稿用紙を買うと、その中に、原稿用紙の使い方をまとめた紙が入っています。
夏休みの宿題用に買った時は、よくチェックしておきましょう。

最後に、漢字の練習をしておくことは、書くまでもありませんね。
そして、今からできる対策としては、まずは、本を読むこと。
そして、普段から文章を書く癖をつけておくことです。
本を読むことにより、表現方法、物語の構成の方法を学べます。
もちろん小説やエッセイなどが良いのですが、最悪、マンガでも対応は可能です。
どうしても、無理な人は、マンガでも良いのでとにかく読みましょう。(詳しくはこちら)
また、映画やストーリーのあるドラマ、アニメなどでも物語の構成方法は勉強できます。
次に、学んだ表現方法や構成方法を、実際に自分で書いてみることです。
夏休みの宿題の作文に真剣に取り組むのはもちろんですが、
毎日、日記をつけることも効果的です。
毎日書いている「あゆみ」も適当なことをせず、真剣に取り組みましょう。
また、Blogを書いてみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
まだ、時期が時期ですから、「勉強しよう」とか、「入試対策をしよう」とか
堅苦しく考える必要はないと思います。
まずは、TVやマンガなどを楽しみながら生活に組み込み、
やらなければならないことに真剣に取り組む。
ちょっと意識するだけで、普段の生活の中で行う行動が、そのまま入試対策になります。
なお、県模試の採点基準と、県立高校の採点を行ったことがある国語の先生から教えていただいた内容を元に執筆しています。真実とは異なる場合があります。
こちらもチェック
|