第5回 トクサやすりを作ろう!

どうも、トクサの駆除に困っている方が多いようです。

そこで、今回は、トクサの駆除はあきらめて、有効利用してみようということで、
トクサでやすりを作る方法を紹介します。

時間はかかりますが、やることは洗うくらいです。


良い感じに生い茂ったトクサ

収穫と下準備

まずは、トクサを収穫します。
やることは、必要なだけ抜く。ただそれだけです。
このとき、なるべく太いものを選ぶと良いでしょう。
丈は、気にしなくてかまいません。


抜いたトクサ

次に、節でバラバラにします。
引っ張るだけで抜けます。簡単です。


節でバラバラにしたトクサ

次に、それぞれの筒を開きます。これは、洗いながらやってもOKです。


節の部分に切れ込みを入れる。

  
そのまま指を入れて割いていく


節の部分に仕切りがあるので、除けておくと良い

トクサの洗浄

続いて洗います。
適当で良いです。


今回は、ザルに入れて水をかけました。



筒の中も洗います。

干す

干して乾燥させます。放置で問題ありません。
今回は、ザルに入れたまま日向に放置しましたが、陰干しの方が良いでしょう。
乾燥させずに使うと、トクサから水が出ます。
それで問題がない場合は、そのまま使ってもOKです。


0日目 放置開始


2日目


5日目


24日目


40日目

写真を撮るタイミングを間違えました・・・
目安は、2週間〜1ヶ月かな?と思います。
2週間の写真がないので判断できませんよね・・・

乾燥が足らなければトクサから水が出ますが、乾燥しすぎても大きな問題は感じられません。

使うために

乾燥が終われば、後は使ってみるだけ。
しかし、このままでは、パリパリ割れて使いにくいです。

ですから、木片などに貼り付けます。
用意するのは、写真のような木片。


そこに、両面テープを隙間なく貼り付けます。
側面まで貼り付けるのがポイント。
両面テープは、ダイソーでOKです。


最後に、乾燥させたトクサを開いた状態で貼り付けます。
トクサを開くときにトクサが割れますが、気にしなくてOKです。
隙間ができないように貼ってください。
写真は、2枚のトクサを並べて貼り付けています。

木片に合わせて折るのもポイントです。


写真は、そのまま貼り付けていますが、
下の写真の点線部分で、切り取り、節の部分を除けてやると、割れにくくなります。


こんな感じで完成です。
非常に簡単です。



使ってみました。

持つときに、折った部分を手で持つと安定します。

最後に

真剣にやると、こんなものではありませんが、これで十分使えます。

磨きあがりは、とてもツルツルになります。
以前は、紙やすり1000番相当と書きましたが、感覚的には、2000番以上かな?と思います。
ただ、紙やすりよりも削り取る力が強いような気がするので、
2000番くらいのつもりで磨いていると、削れ過ぎるかもしれません。

乾燥させすぎると、割れやすくなるので、貼り付けるときに注意してください。
しかし、乾燥していないと、両面テープが上手につきません。
適度が大切と言うことになりますが、上手に貼り付けられれば、乾燥しすぎていても問題ないのかな?とは思います。

実験に使えそうな商品

部品は、写真をクリックすると購入できます。
この商品で実験してみたわけではないので、購入は自己責任でお願いします。

標準的トクサ
ヒメトクサという品種のトクサ。
トクサより小ぶり。アパート、マンションのベランダ向き?
オオトクサという品種のトクサ。
トクサよりも大型で、1mを超えるそうです。
大きいので、ヤスリにはもってこい?
ミズトクサという品種のトクサ。
ビオトープ用のトクサらしいのですが、
トクサでもビオトープできるようですし、違いがよくわかりません。
どうしても、駆除したときは、スギナ対応の除草剤が効果的らしいです。
もちろん、弊害もあると思うので自己責任でお願いします。
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 購入が必要なのは両面テープ。このシリーズは、個人的に好きです。
ダイソーの両面テープでOKです。

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